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2003年2月20日 ポエム
泣き出しそうなくらい
澄み切った青空
汚れを知らない

動物は本能のまま
その生を、力の限り燃やしている
今あるものが自分の全て
今あるもので自分は満足?

雲ひとつない青空は
どこか空虚感があって
好きじゃない

それは自分とあまりに違いすぎるから
それは自分とは全く違うものだから

寂しいんだよ
本当は
苦しいんだよ
体全体で訴えてみる

でも 誰にも伝わらない
手を差し伸べて暮れる人はいる
笑顔を返してくれる人が居る
ちゃんと叱ってくれる人が居る

なのになんで
こんなにも自分は満ち足りていないのだろう
何が足りない?

屈託のないその瞳を見ると
何故だか自分が
とてつもなく汚い生物のように思えて
泣きたくなった

人は本能のままだけじゃ生きられない
あまりにも力をもちすぎた
世界を滅亡へと導く力だって

特定の人間がその方法を知ってしまった

人間は本能のまま生きてはいけない
生ぬるいお湯に浸かっていたい
厳しい現実と荒れ果てた大地だけは
見つめたくない・・・

雲が好き
真っ白な雲
大きな大きな入道雲
何の汚れも知らない真っ白な心

雲は様々にその表情を変える
でもちゃんと、元に戻れる
例え雨や雪になって地面に落ちても
また空に戻ってくる

だから、同じ場所に戻ってこれる
雲が好き

人間は、何かに気をつけなければ
とんでもない過ちを犯してしまう
それほど、危険な生き物

でも時としてとても優しい生き物
だから人間は不思議なんだね

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