心の奥に重くて冷たい
しこりの様で石の様な
大きな塊がある
自分の中の小さな心の中で
大きな割合を占めるその塊は
心の動きを止めてしまう程重い
産まれた時は共存していた物が
何時の間にか鎖で縛り付けて押し込めて
こんなに大きなお荷物になってた
それは嫌いな感情
それは憎しみの感情
それは醜い感情
大好きな自分で在りたくて
好かれてもらえる自分で在りたくて
ずっとずっと隠しつづけてた感情
知らなければ良かった
知らなければこんな思いしなかった
そんな事思っても≪お荷物≫は消える事無く
過去は消えない
過去は消せない
それだけは真実だから
感じている感情
その瞬間一瞬が
全て真実を形作る
何も出来ない自分と引き換えに
どうかこの≪お荷物≫が消えてくれるように
そう願っても
何年も何年もかけて蓄積され
長年かけて固められたその感情は
何時溶け出して溢れ返るか判らない程の量で
氷のように冷たく
岩のように堅くて重い
それで居て脆い存在
何時それが溢れ出して
心を支配してしまうともわからない
爆発的に大きくなる感情
ねぇ、それでも僕に救いはあるのかな
誰か僕を赦してくれるのかな
誰か僕を愛してくれるのかな
それは人間にとって当り前の感情で
持っていても大丈夫なんだよ
不思議じゃないんだよ
誰かからこの言葉を聞けば
僕は救われるのかな
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