The hope will always be there for you.
2003年11月17日 ポエム真っ暗な暗闇の中
声を殺して泣いていた君
満面の笑みで幸せだった
あの頃の記憶は置き去りにして
公園の片隅蹲って
膝を抱えて震えてた夜
何も信じられなくなって
ひたすら走って逃げた午後の夕暮れ
君が視界から消えるのが怖くて
何時も君の後ろを歩いてたあの頃
久しぶりに見た君の笑顔は
どこか儚げで危うげだった
何処に行けば君に会えるだろう
すぐ傍にいる事に気付かない僕
何処に行けば君に会えるだろう
君は何も変わってなどいないのに
気が付けば随分と遠くへ来た
そんなに歩いて来たつもりは無いのに
楽しかったあの頃の記憶もおぼろげなまま
また一つ僕は嘘をつく事を覚えた
大人になるってどう言う事?
小さなウソを一つずつ重ねて
夢を描いたあのキャンバスを破り捨て
現実に忠実に生きる事?
肩を震わせて脅えていたあの頃の
幼い頃の気持ちを抱えたまま
僕は何も変われていないのに
あの時の気持ちをまだ抱えたままなのに
引き摺ったまま
気持ちを抱えたまま
同じ想いを同じ願いを
同じ形で持っているのに
最初から知っていたのは
君の気持ちと僕の気持ちが
絶対に交わる事のない事だけ
絶対にありえる事のない事で
ねぇ 君は何処に行ったの
君はどういう道を辿ったの
変わるには幼すぎて
別れるには寂しすぎて
ねぇ 君は何処へ行ったの
見失わないように
置いて行かれないように
ただただ必死に後を追いかけたのに
何時の間にか変わっていたね
僕と君の間には沢山のチグハグ
埋めようと思っても埋められない深い溝
もうあの頃へは戻れないと知った日
ただ判る事といえば
僕はまだ君への気持ちを抱えてる
形は変わってしまったけれど
温かい気持ちは残ってる
あの頃とは違う君と僕
それでもまだ関りを持つ事は可能かな
そばにいる事が当り前すぎて
なくす前に気付けばよかった
あの頃と形は変わってしまったけれど
君への温かい気持ちを抱えたまま
君の道に幸多からん事を
願って祝福して
そして祈るよ
The hope will always be there for you
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