なんだろう。この違和感は。
何なんだろう。この圧倒的な威圧感は。
何時何処で気を失ったかなんて覚えていない。
未だはっきりとしない思考を頭を振って何とかしてみる。
すると何と言うことだろう、それまで切れ切れだった記憶の断片が、一瞬筋が通ったように思えた。
だがあくまでもそれは、思えた、というレベルの話で。
何処と言って変りばえのしない部屋を見渡す。
いつも見慣れた光景。そう、いつだって自分はココに帰ってきていた。
何処か懐かしい気がするのは、随分長い間この部屋に帰ってこなかった所為だろう。
記憶は大分回復した。
そう、僕の名前はアキラ。
時空の歪みを統べる者。
それ以外の誰でもない。僕は僕だ。
それでも何故か何処か違和感があって、警鐘を止める事が出来なかった。
ココは、自分の部屋だ。
だけど何故ココが自分の部屋だと知っているのだろう。
僕は、遊撃手であり、こんな小奇麗な部屋など似合わないと言うのに。
ココにはあの人の面影など無いと言うのに。
微かにドアの外、廊下だろうか?、から足音が聞こえる。
それは今自分が居るこの部屋に向って来ていると確信するには十分なもので。
規則正しい足音が、ふと、ドアの前で止まった。
ドアがゆっくりと開かれる。
「やぁ、お目覚めかい?エイラ。」
そこには何処か見覚えはあるものの記憶に無い顔をした少年がたっていた。
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えっと、久々ネタ日記です。小説の冒頭。思いつきのままに。
ってか短い・・・ヤだわぁ、もう。
アキラは前に日記に登場させたアキラと同一人物です。
ってかシリーズ物になってます。アシカラズ。
色々とネタばれの多い作品になる、と思われます。
アキラ自身忘れていたかこのこととか、色々。
ってーかそろそろアキラの設定年齢決めなきゃ。
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