そんな表情をして欲しいわけじゃない
2005年5月3日 ポエムいつだって
表情を窺って
それでもやりきれなくなる
淋しそうな表情をさせたいわけじゃないのに
ベッド際
書きかけの殴り書きのイラスト
そこに添えた文字たちを見て
あなたは何を思っただろう
冷たくしないで優しくして
いつも我侭ばかりの自分
温かい確かな温もりが欲しい
愛されているって確証が
泣かないでください できるなら
優しい声が聴きたいのに
私の言葉は出てこなかった
上辺だけの言葉すら出てこなかった
本を読んでも頭にすら入ってこない
空っぽで何もなくて
吸収しようと思えばできるはずなのに
それすらできないガラクタは
生きている事さえも投げ出したくなる
できるなら見捨ててください
それで諦めがつくのなら
この見っとも無いまでも足掻いている小さな子どもに
最後の審判を受けさせて
そしてこの辛い現実から遠ざけて
オトナにはなれない
かといってコドモでもない
何の心配もせずに過ごすのは無理だよ
不安や絶望がこの先には数え切れないほどあるんだから
求めるのは最後の眠り
静かな眠りを永遠に
覚めることなき夢の世界
それは唯一の救いの場
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