カサブタ

2006年1月21日 ポエム
 
 
 
 
 
 
ヒメに噛まれてもこんなにはならない
あの子はあの子なりに加減してるんだ
時々痛くて引っぺがすけど
それでも甘えてじゃれて噛んでくるのは
嫌じゃない 甘えて貰ってるのが嬉しい
 
 
 
丁度一年前の今頃を思い出して
傷口からまだ治り切ってないカサブタ剥がして
血は滲むけれど 痛いけれど
綺麗に治すために必要な作業かもしれないねといわれた
 
 
 
はっきり言って上手く説明できなかったし
きちんとその時の事伝えられたか怪しいのだけれど
治り切ってない傷口に触られてグサッときたあの時の
つらくて哀しい溢れんばかりの気持ちは
今も色褪せる事無く心の中に残ってるから
 
 
 
一つ一つ充分に癒していくことが
これからの強さになるのだと言われた
傷つきにくくなるためには 今まで受けた傷を治さなきゃいけない
あの時治りかけだった傷ってことは
その前なんで傷付いたのかもまたわかんなくて
それもまた何で傷付いたのかわかんなくて
どんどんどんどん遡っていっても
結局じゃぁ何が原因だったの?
 
 
 
 
それはもう忘却の彼方
ただ傷付いた心とカサブタが残ってるだけ
 
 
 
一つ一つ大切に癒してきてたら
今みたいな自分にはならなくてすんだのかな
 
 
でもどうやって癒すのかわかんないんだよ
 
 
 
 
このつらくて哀しい気持ちは
一体いつからのものなんだろう
 
 
 
 
 
 
 

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