ヒメに噛まれてもこんなにはならない
あの子はあの子なりに加減してるんだ
時々痛くて引っぺがすけど
それでも甘えてじゃれて噛んでくるのは
嫌じゃない 甘えて貰ってるのが嬉しい
丁度一年前の今頃を思い出して
傷口からまだ治り切ってないカサブタ剥がして
血は滲むけれど 痛いけれど
綺麗に治すために必要な作業かもしれないねといわれた
はっきり言って上手く説明できなかったし
きちんとその時の事伝えられたか怪しいのだけれど
治り切ってない傷口に触られてグサッときたあの時の
つらくて哀しい溢れんばかりの気持ちは
今も色褪せる事無く心の中に残ってるから
一つ一つ充分に癒していくことが
これからの強さになるのだと言われた
傷つきにくくなるためには 今まで受けた傷を治さなきゃいけない
あの時治りかけだった傷ってことは
その前なんで傷付いたのかもまたわかんなくて
それもまた何で傷付いたのかわかんなくて
どんどんどんどん遡っていっても
結局じゃぁ何が原因だったの?
それはもう忘却の彼方
ただ傷付いた心とカサブタが残ってるだけ
一つ一つ大切に癒してきてたら
今みたいな自分にはならなくてすんだのかな
でもどうやって癒すのかわかんないんだよ
このつらくて哀しい気持ちは
一体いつからのものなんだろう
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