だんだんと離れていく
君との距離測りながら
僕は最後まで見送るよ
それが僕に出来る精一杯の償いだから
 
 
いつも一緒にいようね
隣に居ると安心できるんだ
そんな言葉があふれてた日常
何も話さなくても大事な部分で通じてる
そんな想い 感じていたのは僕だけ?
 
 
週5日つらいことがあって
最後の日に喜び合って
次の日には君に会って
たくさん話して たくさん笑って
僕らの記憶 鮮やかな色
君の笑顔が網膜に焼き付いている
 
 
くだらないことで笑いあって
傍から見れば『どーでもいいこと』に燃え上がって
はしゃいで 喜んで
顔見つめ合えば弾けたように笑い出す
そんな空気が心地よくて
毎日一緒に居られない けど
僕らの特別なSaturdays
 
 
一緒に肩を並べて勉強
机は先生を囲んで 普通の教室みたいに
テストの結果見せ合って
負けたー勝ったー言って笑いあって
総合得点こっちが勝ち
でも文系科目はこっちが勝ち
そんな小さなことで笑いあってたあの頃
 
 
努力するのは嫌いじゃないよ
それが報われるのなら
いつだって傍に居てくれる君という存在が
僕に力をくれるから
 
 
好きなものが一緒・似てる・同じ
類は友を呼ぶって言うけど
君たちが居なくなってから
君たちと離れてから それは立証できなくなった
ずっとずっと傍に居たかった
いつかは離れるって
それは出逢ったときに判っていたのに
 
 
毎週1回会うのが当たり前になってた
帰ってく子も どこか別の場所に行く子も
別れはいつだって隣にあったけれど
僕らはみんな手を繋いで
一緒に居られる そう感じてた
 
 
それは僕の勘違い
 
 
1人帰って
僕が帰って
君が帰って
 
 
僕らは同じ場所には居られない
僕らは違う場所の人間だから
また机並べて笑いあいたかった
一緒にランチして 先生をからかって
 
 
元々離れた場所から
一つのあの街のあの学校に集った僕らは
きっといつか離れなきゃいけないなんて
ちゃんと理解していたつもりだったのに
 
 
離れて 悲しくて もどかしくて
距離感が悔しくて すぐに会いにいけなくて
それは前も同じだったけれど
距離がぐんと遠くなって
 
 
いつも一緒だよ
そう思ってた
心の深い所でずっとつながってる
僕はそう信じてた
 
 
でもね ごめんね もう
僕のほうが弱音を吐いて
君達を遠ざけた
笑いあいたい でも今の僕じゃだめなんだ
君たちとの距離が
僕との距離がこんなにも離れてしまったのは
 
 
僕が僕のことしか考えてない証拠で
僕が僕のことしか考えられなくなってる証拠で
 
 
会いたい ホントに会いたい
でも僕には資格がないから
未来に羽ばたこうとしている君を見て
僕が感じてしまうのはいけないことだから
心からの祝福を君に送ろう
だから会っちゃいけない 会えないんだ
 
 
実際に目にしてみれば こんなにも距離があって
僕は苦しくなって狂ったように叫びだすだろうから
君の傍にはいけない 行っちゃいけない
だからせめて君は幸せになって
僕の何十倍も何百倍も 世界中の人の笑顔を君に
 
 
たまたま出会った十字路
僕らの道はホントなら交わることのなかった
一度出会ってしまった 止め処なくあふれ出る気持ち
君たちにありがとうと そして最高の幸せを
君の道は明るい未来へとまっすぐ繋がって
迷っても 躓いても 立ち止まっても
きっときっと君の望んだ未来が待っているから
僕はそう 信じたいから
 
 
僕と出会ったことで不幸になっていく人は多いけど
お願いだから君たちは 君たちだけは
幸せになって 未来で笑っていて
そして最後まで 笑って生きて
君が選んだ人と ずっとずっとずっとずっと
 
 
今の僕にはそれを願うだけが精一杯
君は眩しすぎて もう触れることは叶わないけれど
君の光は ずっとずっと 君を導いてくれますように
 
 
幸せになって お願いだから
後ろを振り返らないで 笑っていて
 
 
苦し紛れの言い訳を 笑ってごまかして
そうしていることに気づかないで お願い
さよならは言わない
言わないから
 
 
幸せになって ね
 
 
 
 
 
 
 

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