最初からこんな性格じゃなかったはずなのに
いつからこんな性格になったのか定かじゃないのは
ちょっとずるい気がする
真面目なのか適当なのか
怖がりなのか好奇心旺盛なのか
時々自分で自分が判らなくなる
ううん
判ってる自分なんてほんのちょびっとで
ほとんどが自分の知らない自分なんだってことは理解しているつもりだ
過去ばかり見てる 未来が見えない
後ろを向いてる? 前が向けない?
涙で瞳が滲んで正確な世界の景色なんてこの瞳には映らない
はばたいていった
たくさんの鳥たち
同じ巣の中に居た
種類の違う鳥たち
同じ巣で同じく育って
いつの間にかみんな翼を広げて大空へ
還らない あの日々は
取り残された 1人には大きすぎる巣の中で
呆然と見送った 太陽に影を作るその後姿
青を背景に希望の光を求めて飛び立つ姿
こんなにも虚しさが伴うのは
その姿を直接見れなかったから?
今では遠い存在になってしまったから
最初から最後まで一緒に居られることなんて無くて
同じ学び舎のひとが今どうしているかなんて
後ろめたさがあって何もわからない
普通のひとが歩む道とは違うけれど
ひとの道からは外れてないよね?
寂しさばかりが募るこの胸 おかしいのかな
おかしいから 変だから 普通じゃないから
フツウって何 って思うけど
果てしなくフツウに憬れるんだ
手を伸ばして 羽根を広げて
飛び立とうとすると痛む記憶
息が苦しくて 生き苦しくて
行き先の書いてない切符を持たされた
どこかの旅人のように
皆先に降りて 自分の道を見つけていても
僕は 僕は 僕は
笑いたいんだ
その後嫌な感じの疲れを感じることなく
心地よい疲労感を感じるように
心のそこから笑いたいんだ
「滑稽でも惨めでも構わない」
コメント