或る日突然見失った夢の欠片
傍にいることが困難で 僕の道はこんなんで
息苦しい 生き苦しい世界
夢見ることが困難で 僕の性格はこんなんで
ふと見上げた空は雨を運んでくる
 
 
ポツリポツリと頬を伝う
生温い感触の雫 天からの僕からの
一度歩を止めてしまえば どちらが前だったかなんて忘れて
蹲る この感覚を人には理解されずに
土砂降りの雨の中 ただ光が見えずに
 
 
苦し紛れに発した言葉も 貼り付けた笑顔も
全部偽者 全部偽り
今まで信じてきた人たちも いつ裏切るか解らない
疑心暗鬼 人間不信 自己嫌悪
信じるものを失った僕は 進む方向をも見失う
 
 
ひび割れた心 砕け散った欠片
グシャリカシャリ 踏みつけにされていく
止まってしまった僕の時計 進み続ける世間の時間
立ち止まった僕の手に残った粉々の欠片
指の隙間からさらさらと舞い地って風に消えた
 
 
どれだけの不幸を背負おうとも
どれだけの哀しみを背負おうとも
寂しさや不安 心を占める何かが支配する
ずっと赤信号のままの交差点を1人雨に濡れ
ただ一人呟いた言葉は誰にも拾われず
 
 
暗い暗い暗い暗い暗い暗い闇の中
右も左も上も下も北も南も何もかも
自分の身体さえ 自分の指先さえ 見えないまま
どちらに進むのも どこへ行くのも 恐怖
またあの声をあの言葉をあの態度を フラッシュバックする記憶
 
 
世界は回り続けているというけれど
世界は思っているより優しいというけれど
踏み出せない 踏み出さなきゃいけない? 疑問符
大事にしていたものは全部否定され 残ったものは感情
苦しい寂しい哀しい 喜びや満足感は得られず
 
 
段々ガスが充満してくるのがわかる
寧ろ酸素が少なくなって 動くのさえ疲れて
焦りだけが心を支配して 泥沼に底なし沼にはまる
目を閉じても空けても同じ世界 色のない世界
どんなに頑張っても自分を認めることは許されない
 
 
何年も何年も何年も何年も同じ場所に立っていると
世界の動きを身に感じたときそれは恐怖になる
動けない歩き出せない成長できない僕は 罪
同じ時間同じ世界で生きているはずなのに それから外れる
生きているだけでそれは罪 生きているだけでそれは迷惑
 
 
依存しない人間なんていないって云うけれど
みんな自分で作ったものじゃないものを使って生活してるから
それはみんな依存しあってるんだって云うけれど
僕には何もできない 依存することしかできない
光を見つけることさえ 臆病者
 
 
夢見ることを忘れた僕は ただ過ぎる時間の中焦りと共に
生まれてきた意味と生きている意味と死にたいという願望と
方法を考えずにはいられない 苦しみながら耐え抜いて
いつかここから抜け出せる気はしない だってここは黒だから
光も何も差し込まない 真っ暗な世界だから
 
 
 
希望を持て その言葉がどれだけ重いか 君は知ってる?
 
 
生きていて その言葉がどれだけ負担か 君は知ってる?
 
 
 
毎日 息をして 生きていることでさえも負担で
苦しくて重たくてつらくて申し訳なくて
 
 
だからもう 楽にして欲しいんだ
 
 
 
 
何も考えなくて済むなら 死を選ぶよ
 
 
 
 

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