瞳の中に映るもの 君の瞳が映すもの
それがみたくて 同じ世界にいたくて
ぎゅっと傍によって見るけれど
結局君と僕は違う存在で
結局君の瞳と僕の瞳は違うもので
結局君と同じ世界なんて見えなくて
きらきらと光るその宝石のような瞳が
何を映しているのか 何を見ているのか
何か僕が今見ている世界ではないものが
君の瞳には映っている気がして
きっちりと意思のこもった力強いその瞳を
逸らすことなくまっすぐに見つめ返す
そしてその瞳に映った輪郭を追う
その世界は君にはどう見えてるの
その未来は君にはどう見えてるの
その答え その意味 全部僕の瞳にあった
君の瞳に映るのは僕で
僕の瞳に移るのも君で
僕らは僕らの瞳を通して自分自身を見ている
それはまるで 互いに向き合わせた鏡のように
お互いを認知しあっている
僕は君を知っている
君は僕を知っている
僕は君を認めている
君は僕を認めてくれるかい?
問いかければ大きな瞳が一瞬驚いたように瞬き
そして細められた
あぁ それだけで充分だ
君のその笑顔さえ見られれば
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