落ち込んでいても始まらない
自分から動かなければ何も変わらない
 
 
そんなの理解ってるよ
痛いくらいに理解ってるよ
云われなくても この胸に充分すぎるほど
 
 
暗闇の中膝を抱えている
そんな僕には足枷がついてる
まだ這い上がる元気が残ってるって想っていたのは
一体何日前のことだったっけ
 
 
光の射さないこの場所は
全ての生物が生息することが不可能で
きっと僕もこのままこの場所で
命尽きるのを待つばかりなのだろう
 
 
壁さえ見えない
どこが端なのかも解らない
真っ暗でどす黒くて黒いもやのかかった空間
見えないのだからそれすらも怪しいけれど
この息苦しさからその湿度の高さを思い知る
 
 
手探りでこの辺りを歩き回ったのはいつだったか
足枷が重たくて動けなくなったのはいつだったか
それでも光が見たくて最後に手を伸ばしたのはいつだったか
 
 
いつの間にかこの場に座り放心状態
そして延々と続くこの闇の中で自分の膝を抱え
蹲ったのは一体どのくらい前のことだろう
 
 
 
周りの目が気になって 周りの言葉に傷ついて
いつの間にかこんな場所に来てしまったけれど
1人になりたかった訳じゃない 孤独になりたかった訳じゃない
1人になるのは平気でも 孤独に慣れることはできないよ
 
 
最後に涙を流したのはいつだっただろう
それが無意味だと悟ったのはいつだっただろう
こんな 誰も入れないこの場所で
外に感情を出すという行為自体が無意味なこの場所で
涙を流すという行為がどれだけ滑稽なことか
 
 
 
役立たずで 何をしているか解らない自分を
理解してもらえないのは仕方がないことで
他人に会うこと自体がリハビリだといっても信じてもらえないのも道理で
結局この場所に帰ってきてしまう
 
 
出口のない この暗闇の中
 
 
 
 
 
 
 

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