あきらめるということ
2008年9月6日 ポエム落ち込んでいても始まらない
自分から動かなければ何も変わらない
そんなの理解ってるよ
痛いくらいに理解ってるよ
云われなくても この胸に充分すぎるほど
暗闇の中膝を抱えている
そんな僕には足枷がついてる
まだ這い上がる元気が残ってるって想っていたのは
一体何日前のことだったっけ
光の射さないこの場所は
全ての生物が生息することが不可能で
きっと僕もこのままこの場所で
命尽きるのを待つばかりなのだろう
壁さえ見えない
どこが端なのかも解らない
真っ暗でどす黒くて黒いもやのかかった空間
見えないのだからそれすらも怪しいけれど
この息苦しさからその湿度の高さを思い知る
手探りでこの辺りを歩き回ったのはいつだったか
足枷が重たくて動けなくなったのはいつだったか
それでも光が見たくて最後に手を伸ばしたのはいつだったか
いつの間にかこの場に座り放心状態
そして延々と続くこの闇の中で自分の膝を抱え
蹲ったのは一体どのくらい前のことだろう
周りの目が気になって 周りの言葉に傷ついて
いつの間にかこんな場所に来てしまったけれど
1人になりたかった訳じゃない 孤独になりたかった訳じゃない
1人になるのは平気でも 孤独に慣れることはできないよ
最後に涙を流したのはいつだっただろう
それが無意味だと悟ったのはいつだっただろう
こんな 誰も入れないこの場所で
外に感情を出すという行為自体が無意味なこの場所で
涙を流すという行為がどれだけ滑稽なことか
役立たずで 何をしているか解らない自分を
理解してもらえないのは仕方がないことで
他人に会うこと自体がリハビリだといっても信じてもらえないのも道理で
結局この場所に帰ってきてしまう
出口のない この暗闇の中
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