苦しめるのは過去の自分
2008年11月7日 ポエム優しい気持ちでいたいから
あなたに伝えたかった気持ちを飲み込んだ
優しい自分でいたかったから
あなたに伝えたかった言葉を飲み込んできた
その代償
いい子でいるのは疲れたよ
いい子でいたい気持ちはあるけれど
いい子のままじゃもう誰も振り向いてくれないから
あなたさえ振り向いてくれないから
甘えたい
元来の本質の部分が爆発する
飲み込んできた気持ちの分だけ
飲み込んできた言葉の分だけ
そしたらあなたを追い詰めるの
それは自分が赦せない
ならどうしたら
どうやったら僕は
自分の気持ちを解放できるのだろう
器用じゃない不器用な僕
絵を描くのも文章を書くのも
芸術的なものには何一つ向かない
僕の理論をひとりとして論破できないというならば
僕しかそれを論破できないというならば
もう僕はそれを論破することもしようとは思えない
だって凝り固まった僕の思考回路
希望があるとは想えない
僕自身の戒めを解こうとは想えない
枷をはめたまま そのまま僕は――――――
堕ちるところまで堕ちるのだろう
永久なる深い闇へと
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