海梨さんの市で支援に当たってくれている方が心配してくださっていました。
『海梨さん、連日報道ばかりで苦しくなってない?』って。
海梨さん、阪神大震災のときに学習しました。
災害時のTVはつけっ放しでも、同じシーンしか流してくれない、と。
当時の情報網では仕方のないことだったのかもしれませんが
小学生の海梨さん(学校も通常通りでしたが、体調悪く休んでいた)にとっては
アニメがないことのほうが心痛でした。
ツイッターを見る限り、アスペを抱えている子どもさんが通常の番組を見れないことで
パニックになったりしているようなので、当然の反応だったのでしょう。
そして運の悪いことに、頭の痛くなるような画像しか流れない。
海梨さんはずっとTVを見ていたので、上空から映される燃える朱と暗闇のコントラストが瞼の裏に焼きついて離れませんでした。
眠っている所をたたき起こされるような音(人形ケースが落ちて割れる音)で起こされたので
揺れに対しても敏感にはなっているようです。
今回、阪神のときと明らかに違うのは津波の被害が桁違いというところ。
今でもスマトラのときの津波の映像が鮮明に脳裏に思い出されるというのに
新たな津波の映像が追加されて、しかも様々な角度から、色々な場所で。
視覚派としては、ちょっと刺激が強すぎるんですよね、現実映像は。
実際に起きていることだと認知していることだからこそ、自分をそこと隔てなく考えてしまって
頭がプチパニック起こしてます。
だから今回は早々にTVを消すか、スカパーに逃げるという手段を取らせて頂いています。
不謹慎かと思われるかもしれませんが、ツイッターとネットで随時情報を仕入れつつ
なるべくフラッシュバックが起きそうな画面を見ない様に努力してます。
被災者でもないのにPTSDになって負担を増やしてもいけないので。
西日本在住なので幸いにして被害がなく、電力、ガス共に安定供給です。
昼間はなるべく電気を消して回っていますが。(送電できないんですかねぇ?)
通常生活を営み、買占めをせず、買い控えをせず、本当に、通常通りに。
被災された地域の皆様と、それを支える皆様の日常が一日も早く戻ってきますように。
コメント
お礼を言われるようなことは何もしてないですが、
何かお役に立てたなら良かったです。
石油などの燃料もようやく動き出した様子。
物資も西日本で増産中。
1週間、経ってしまいましたけれど、未だ傷口は癒えません。
本当に祈るような気持ちで生活するしかないです。
海梨