碧色の世界で生きたい
生命力に溢れ
生命の息遣いを感じられ
肺が息吹で満たされる
碧色の世界で生きたい
肺が痛むことはなく
視力が落ちることもなく
心に力が満ちてくる
碧色の世界で生きたい
夢と現の境の中で
誰を妬むことなく
誰を恨むことなく
碧色の世界で生きたい
全てのことに意味があり
敬いたいと思える対象がいて
敬うのが当然だと自然と思える
碧色の世界で生きたい
敬いたくない者に敬うことを強要され
おかしいと思うことを口にすることも許されず
慣習という戒めの世界ではなく
碧色の世界で生きたい
心安らかに生きていたい
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昔は年長者の方が経験豊富で知識もたっぷりあったのは認める
それならば敬うのは当然だ
経験もなく、知識もなく、頭の悪い行動をし、恥を知らない
そんなひとたちが特に『年上は敬うもの』と口にする
『客なんだから当然でしょ』とモンスターになる
いつからそんな世界になったのだろう
年長者というだけで敬わなきゃいけない
確かにどこかしら学ぶことはあるのかもしれないけれど
ルールを守らず、法律を護らず、倫理感に乏しく
『みんなやってることだから』と犯罪を助長する
『こっちの方がお得でしょ?』と得意そうに自慢する
『みんな』が『お得』を求めることで得られるものはなんだろうか
産業で競争し価格を下げる
消費者はそれでいいかもしれないけれど
価格が下がるってどういうことか考えたことあるだろうか
原価は下がらないとして
利益を下げる=薄利多売
消費者としては喜ばしいことだけれど
その本質を考えたことがあるだろうか
原価は変わらない、儲けが出ない
じゃあどこで賄ってるの?
徹底的なコスト削減、無駄の排除
それはいいことだろうけれど
働く人の賃金
これを減らしていないかな
働く人の人数
これを減らしていないかな
働く人の賃金が減れば
その人たちの生活は苦しくなる
働く人の人数が減れば
その人たちの一人あたりの仕事は多くなる
一人あたりの仕事が増えるとどうなるか
効率を考え行動する?
それはいいことだけれど
一人が長時間労働しなくてはいけなくなる
なんてことはない?
長時間労働するとどうなるか
体力がついて身体が強くなる?
体育会系の考えは止めて
それは極一部の人だと思うから
体や心に不調が出てくる
たぶんこういう人の方が多いと思う
食べていくためには働かなければ?
我武者羅に働けばお金がついてくる?
身体を壊して、心を壊して
昔よりも消費者の欲求が膨らんだ世界で?
ねぇ、それは本当に大切ですか
ねぇ、それで本当に生活するための費用が賄えますか
お金があれば心に余裕がない生活でも
それは倖せだと胸を張っていえますか
音楽業界も映画産業もアニメ産業も出版業界もなんだって
そこにいるひと達がいて
それで収入を得ている人たちがいて
私たちはそのひとたちのお陰で作品を享受することができる
そのひとたちの頑張りを
『こっちの方がお得でしょ?』
そういって無料で手にして
盗んでいっていいんだろうか
できるだけ『ありがとう』の気持ちと
『頑張ってください』の気持ちを込めたい
そのひとたちの仕事と生活を支えたい
そのためのお金を稼げる世の中であってほしい
コメント
丁寧に作り
ありがとうと感謝していただく
味わう
助け合う
ゆったりと働く
ゆったりと生きる
そんな世の中になればいいなと私も思います。
コメントありがとうございます。
生きること、生活することが大変な状態で
お得なもの、節約できる方法を探すのは
ひとの性なのかもしれませんが・・・
やっぱり安心で、感謝できるものを口にしたいし
心を豊かにする趣味の領域は
そこで頑張っている人たちに何らかの形で
『ありがとう』を伝えていきたいです。