柔らかな陽射しの中を
のんびりゆったりと歩いて行こう
木漏れ日が揺れる坂道を
走り出さないようにブレーキかけながら
春の匂いのする風が
頬を撫でて前髪を揺らす
口笛で奏でたメロディーが
音符になって色鮮やかに踊りだす
生命の歓びを謳歌した
この小さな虫さえも知っている
生きていく術を 生きる意味を
どうして手探り闇の中
多種多様で便利なようで
何も得られない不便な世界
本当の倖せはそこにあると
諦めるにはまだはやい
ただありのままに息をして
飾らずに 偽らずに
まっすぐこの先をみつめて
怖がるのだって僕なんだ
泣き叫ぶのだって君なんだ
当り前の日常が 在ることが特別だと
頭でっかちな知識では 本当の倖せなんてやってこない
足掻いてもがいてそして手に入れる
泥だらけで傷だらけでも
自分で勝ち取った倖せはそこにある
与えられたものよりもずっとずっと
もっともっと世界を楽しんでいい
もっともっと生を楽しんでいい
小さく纏まるにはまだ早い
己の手で答えを掴め
ひとには意味のないことも
君なら意味を見出せるだろう
コメント