落ちるときはあっという間だ
落ちたときのことを考えていては足が竦んでしまう
これからの未来を考えて立ち竦む
ねえ どこに行きたかったの
肩を落として お腹痛くて
溜息ばかりついている
追い出したつもりの思考が追いかけてくる
ねえ なにがしたかったの
時間がもったいない!
キャパが少ないんだから!!
そうやってずっとずっと励ましてきたのに
ただでさえゼロ百思考の頭は
あっという間に黒に染まる
見ないフリして追い祓っても
また中に戻ってくる
何度だって 何度だって
ねえ どこに行きたかったの
この暗闇の中に戻りたかったわけじゃない
はやくはやく と 急かす声が聴こえる
もう嫌だと叫びだして 立ち向かったはずなのに
どうしてまた ここに戻ってきてしまっているのか
これまでしてきたことは 何だったのだろう
何も変わらない 何も変わっていない
臆病で 自信が持てなくて
少しのことに傷ついて 身体を壊す
社会の毒が身にきつすぎて
毒を食らわばの前に朽ちてしまう
弱い 弱い
だけど
強くなりたいとは思わない
弱くても
生きていていい社会になってほしい
自分が変わらなきゃって
そう思って頑張って頑張って頑張って
結局涙が止まらない。
わからない
頑張る部分 頑張る方向
間違えていたのかもしれない
それでも
なんだか
疲れたんだ
頑張りたかったのに
なんだかもう
疲れたんだ
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