自分を好きになるってどうやるの
自分を信じるってどうやるの
僕は僕が嫌いだよ
頑張っても頑張っても
いつだって僕が大嫌いなんだ
ひとつ壁を乗り越えても
ひとつ困難に立ち向かっても
頑張ったら自分を好きになれるかな
好きだと思えるところができるかな
でもね
僕はいつまでたっても
僕を嫌いなままなんだ
いまの自分を好きになれない
ならなんのために頑張るの?
君も僕が嫌いでしょう?
だから僕に変われというのでしょう?
何度も何度も躓いて
何度も何度も頑張って
それでも君はまだ頑張れというでしょう?
こうやったらいい
ああやったらいい
いまの僕が嫌いだから
いまの僕を嫌いだから
変わればいいよ
頑張っていればいいよ
そうしていつだって君は
僕に変わることを強要する
いまの僕が嫌いだから
いまの僕を嫌いだから
僕は今の僕が嫌いで
君も今の僕が嫌いで
同じなんだ だから変われという
いつまで頑張ればいいの
いつになったら好きになれるの
いつまで いつまで
いつになったらもう十分だよって
歩みを止めていいよって
そのままで大好きだよって
僕は僕にいえるの
そのままで十分大好きだよって
君は僕にいってくれるの
ねえどうして僕は
どうして どうして
ねえどうして君は
頬を伝うものがなんなのか
認識するよりももっとはやく
喉が痛くなるほどに大きな声を
力の限り出し切って
欲しいものがなんなのか
それはよくわかっていないけれど
この場所じゃないことは
痛いほどにわかっているんだ
心が身体が拒絶をする
鼓膜が網膜が全てを遮断する
耳石が狂ったように暴れまわり
壊れた涙腺から止め処なく 止め処なく
抱きしめても 優しい言葉をかけても
いまはすべて無意味なんだ
出てくるはずの涙が声が いまはもう
泣き叫びたくとも涙が声が いまはもう
肩に力が入る期間が長すぎた
いま頑張ればいつかは楽になるって
そんな風に思っていたけれど
いつ楽になれるの? いつ いつ
凝り固まった筋肉から 頭が痛くなって
強く持続する緊張状態でお腹は痛くなって
まだ食べれてるって誤魔化してみるけれど
本当はもう わかっているのに
助けてもらった 支えてもらった
だから頑張らなくちゃって頑張って
闘わなくちゃ 勝ち取らなくちゃ
後に続く誰かのためにって
それでも それでも
自分の心が 自分の身体が
悲鳴を上げて 精一杯出してるSOS
無視し続けるのは 誤魔化し続けるのは
ねえ いったい 誰のためなの
何もいえなかった子が 精一杯
やっとの思いで口にしたタスケテを
また見ないフリをするの? まだいけるっていうの?
何度同じ過ちを繰り返すの?
また私は私を助けられないの?
どうしてまた私は私を殺さなくちゃならないの?
ねえ それはいったい 誰のためなの
ねえ いったい 誰のための
ねえ怒らないでよ
あなたの怒りの感情は
僕を委縮させる
ねえ大声出さないでよ
あなたの快楽は
僕にとって恐怖だから
それでなにが解決するの
それでなにを求めているの
うまくいかないことを
辛抱強く考えもしないで
それでなにが解決するの
それでだれが倖せになるの
誰かを貶める発言は
そのまま自分に還ってくると知っているの
怖いよ 怖いよ
悪い言葉を聞く度に
怖いよ 怖いよ
自分もどこかでいわれているんじゃないかって
瞳を閉じてひと呼吸
笑いものにされて 話しのタネに馬鹿にされ
想像するだけで身が強張る
その声を聴くだけで吐き気がする
ぽつりぽつりと雨が降る
ぽつりぽつりと胸の中
お天気雨とは裏腹に
曇ったまんま太陽は久しく見ていない
首と肩の力が抜けずに
またひとつ大きくため息をついて
大きく息を吸い込めるように
酸素が行き渡るように
誇れるものが何もなくて
得意かと訊かれても首を傾げて
自信のないものばかり褒められて
自分の価値を見失う
好きなものにはいつまで経っても自信がないし
得意なことでも上には上がいるって知ってるから自尊心は上がらない
自信ってどうやってもつんですか
自身ってどうやってもつんですか
褒められても 貶されても
自分の所在がわからない
ここにいていいという絶対的な安心感
どこにあるんだろう
私の存在はここにありますか
僕の存在はどこにありますか
何のために どうして
ここに在るのですか
本当にここに在るのですか
その証明はどこに在りますか
ふわふわと属していない
ふらふらといつでも夢見心地
薄い膜が隔てる 現と中
何処にも属していない不安が
誰にも認められるはずがないという不安が
ここにいてはダメだと騒ぎ立て
どうしようもなくあちらの世界を
僕は知っているよ
君が諦めていないこと
僕は知っているよ
君が勇気ある人だってこと
つらくて怖くて泣きたくて
哀しくて不安で寂しくて
震えながらも前に進もうとしている
思っているだけでも進んでるんだよ
僕は知っているよ
ずっとずっと見てきたから
僕は知っているよ
君が笑える未来があるってこと
君がどんなに自分を嫌いでも
君がどんなに自分に愛想つかしても
僕は知っているよ
君がどんなにすばらしいか
可能性の翼はまだ折れていない
君が信じられなくても僕は知っている
何を信じればいいんだろう
2016年4月14日 ポエムねえ教えて
誰を信じればいいの
ねえ答えて
何を信じればいいの
信じて頼って守って
それも覆される言の葉を
信じて意味づけて貫いて
いっていないといわれる哀しさを
憤りを 所在のなさを 虚しさを
ねえ教えて
誰を信じればいいの
ねえ答えて
何を信じればいいの
嘘吐き できない約束なら口にしないで
守ろうとする姿勢もないくせに
口から出まかせ 重ねられる偽り
ねえ教えて
誰を信じればいいの
ねえ答えて
あなたの何を信じればいいの
そんな嘘つきの集団
柔らかな陽射しの中を
のんびりゆったりと歩いて行こう
木漏れ日が揺れる坂道を
走り出さないようにブレーキかけながら
春の匂いのする風が
頬を撫でて前髪を揺らす
口笛で奏でたメロディーが
音符になって色鮮やかに踊りだす
生命の歓びを謳歌した
この小さな虫さえも知っている
生きていく術を 生きる意味を
どうして手探り闇の中
多種多様で便利なようで
何も得られない不便な世界
本当の倖せはそこにあると
諦めるにはまだはやい
ただありのままに息をして
飾らずに 偽らずに
まっすぐこの先をみつめて
怖がるのだって僕なんだ
泣き叫ぶのだって君なんだ
当り前の日常が 在ることが特別だと
頭でっかちな知識では 本当の倖せなんてやってこない
足掻いてもがいてそして手に入れる
泥だらけで傷だらけでも
自分で勝ち取った倖せはそこにある
与えられたものよりもずっとずっと
もっともっと世界を楽しんでいい
もっともっと生を楽しんでいい
小さく纏まるにはまだ早い
己の手で答えを掴め
ひとには意味のないことも
君なら意味を見出せるだろう
一生懸命
やることはダメなのですか
一生懸命
頑張っちゃだめなのですか
そんなんじゃ続かんよ
そんなんじゃダメになるよ
ゆっくりいかんといけんよ
セーブせな
要らない 要らない
僕にはブレーキ要らない
特に長生きしたいわけじゃない
特にずるしていきたいわけじゃない
護るものなんてない
あるとすればこの精神のみ
一生懸命 力いっぱい
それで力尽きるなら仕方ない
最期の時に
精一杯頑張ったって
そうやって微笑むことができるなら
それで充分だから
お願いだから否定しないで
お願いだからお願いだから
遊びも仕事もめいいっぱい
楽しいと思えることをたくさんしたい
そのためには頑張ってお仕事しなくちゃ
だから だから だから
楽しめるほどの給金が欲しい
消費することは経済活動だ
働くことだけじゃない
経済を回す
そのために働いている
楽しいことをめいいっぱいして
大好きだって叫ぶために
そのために僕は
力いっぱい働きたい
楽しいものに対して
好きなものに対して
胸を張って生きられるように
いい加減な人間にはなりたくない
ガタゴトガタゴト
カチコチカチコチ
廻る歯車
カタコトカタコト
コチコチカチカチ
噛みあう歯車
正確に 緻密に
廻り続ける歯車
歪で個を主張し
どこかずれたまま
どこか合わないまま
廻り続ける社会の歯車
上手く噛みあわず
互いの凹凸を無視して
無理矢理型にはめ込もうとする
生きるためにと無茶をする
純情で 真直ぐで
噛みあわない歯車
メンテナンスが必要だ
この場所に合わない歯車は
無理にこの場所にいる必要はない
メンテナンスが必要だ
この歯車にだって
合う場所はどこかにあるはずだ
見渡して 見廻して
カチッと合う音がする
周囲の凹凸 自分の凹凸
上手く噛みあって廻る場所
削って 鉋して 研いで
いつかつるつるになってしまったら
周囲の凹凸から外れてしまう
周囲の凹凸と噛みあわない
廻らなくなる 社会の歯車
ひとつでも欠けると 動かない
それなのに
ああ それなのに
代わりはいるよと斬り捨てて
代わりはいるよと脅かして
凸も凹も無くなるように
無茶な削り方をする
メンテナンスが必要です
メンテナンスが必要です
ひとつひとつの歯車が
適材適所に置かれていますか
メンテナンスが必要です
メンテナンスが必要です
エラー音は今日もまた
けたたましく鳴り続ける
信じようとして おかしいなと思っても信じようとして
大丈夫だよって 世界はそんなに酷くないよって
信じようとして 違和感も気付かないフリをして
あぁ ダメだ
やっぱり ダメだ
何を考えているんだろうか
視えていたのに 知っていたのに
気づかないフリをして 誤魔化して
突きつけられたものは 心臓に届いているのに
勝手に信じて 勝手に裏切られて
馬鹿なんだろうか 馬鹿なんだろう
相手は所詮 こちらを人間とは認識していない
それは人権侵害ではないですか
支え合える社会を目指してはいないのですか
そんなことではいつか遅かれ早かれ壊れてしまうだろう
自分さえよければいい そんな考えでは
混沌(カオス)に揺蕩い
目覚める時を待つ
光の誕生に世界が喜ぶ
天と地が 水と空気が震え
すべてが意味を成す
笑い泣き 叫び唄い
己を忘れるほどに心動かされ
喜び哀しみ 怒り楽しみ
存在を生を確かめている
憎しみは憎しみを産み
喜びさえも憎しみを産む
妬み 恨み 羨み 嫉み
それだけ他者を意識して
他者の存在を認めて
他者を高く評価していて
自己の存在は曖昧に
自己を低く評価していて
可哀そうだな
可哀そうだ
哀れみの気持ちは蔑みではなく
同じ生き物として心が痛む
可哀そうだな
可哀そうだ
他者を叩くことでしか
自分を護ることができないだなんて
あぁ 本当に 可哀そうだ
混沌の内から生まれし魂が
いま拍動を続ける
他者を労わり慰める者が
光を抱いて眠っている
混沌を打ち破りし者よ
いまこそ光の剣もてこの世界を切り拓け
他者を貶めることしか知らぬ者に
嫌というほど慈しみの心で接せよ
暴力は要らぬ 暴言も要らぬ
その剣は 鍵となりて 毛布となりて
暖かく軟らかく包み込む
邪気に誘われることなきよう護るだろう
憐れんで欲しくないのなら 倖せになってみろ
これ以上ないくらいに 倖せになってみろ
何もできないと膝を抱える前に
一歩だけでも外を 世界に出てみろ
真の勇者は己であると 証明して見せよ
何が良いのか悪いのか それは理解できないまま
好きだという気持ちだけで 突き進んできた
そろそろ限界かな そろそろ苦しいかな
誰かのためではなく 自分のために
それでも虚しさは突然襲ってくるもので
誰かの琴線に触れるものが
誰かの琴線に触れないものもある
誰かが深く心動かされるものも
誰かにとってはどうでもいいことなのだろう
それはそのひとの価値観で
それはそのひとの人生で
関係ないのだと知ってはいても
良いとされるものの価値がわからず
真似だけでは生きていけない
本物を 自分だけの真実を
楽しい 嬉しい そんな気持ちが
自分がやらなくてもいいじゃないか
自分がこんなにもつらくならなくても
それでも
それでもね
やっぱり好きなんだもの仕方ないじゃないか
誰に認められなくても
誰に気づいてもらえなくても
言葉を紡ぐことは
やめたくないんだ
理解してくれない
嘘を吐くのはいいことなのか
嘘がバレそうなときに誤魔化すのはいいことなのか
約束を破って平気でいることはいいことなのか
2つまでは赦そう
見逃そう
3つ溜まったら爆発する
そういう約束だったのに
規定通りに怒っている
それを許容する約束になっている
許容しないのは約束破り
そういう約束になっているのに
それを破るとはどういう料簡だ
誰も味方がいない
約束したのに
約束破る
やっぱり証書でも書いてもらうべきだった
それでいいといったのはあなたなのに
どうして
どうして
こんな世界に生きる価値はない
破壊衝動を
精一杯の力で抑え込む
ならばせめて せめて
僕を殺してください
もう疲れました
嘘を吐くのはいいことなのか
嘘がバレそうなときに誤魔化すのはいいことなのか
約束を破って平気でいることはいいことなのか
2つまでは赦そう
見逃そう
3つ溜まったら爆発する
そういう約束だったのに
規定通りに怒っている
それを許容する約束になっている
許容しないのは約束破り
そういう約束になっているのに
それを破るとはどういう料簡だ
誰も味方がいない
約束したのに
約束破る
やっぱり証書でも書いてもらうべきだった
それでいいといったのはあなたなのに
どうして
どうして
こんな世界に生きる価値はない
破壊衝動を
精一杯の力で抑え込む
ならばせめて せめて
僕を殺してください
もう疲れました
波が揺れる
ざぶんざんざかざぶーん
波が躍る
ざぶんざんざかざぶーん
心が揺れる
ざぶんざんざかざぶーん
心が暴れる
さぶんざんざかざぶーん
やさしくしたい
まえをむきたい
そうねがえばねがうほど
よくなりたい
もっとじょうずになりたい
そうねがえばねがうほど
下手な生きかたしかできないよ
上手な生きかたしてみたいよ
目標を決めて
なりたい姿を追い求めて
がんばって
頑張っている自分は嫌いじゃない
頑張れない自分が嫌いなだけ
弱音を吐いたら切れそうで
壊れてしまいそうで
怖くて怖くて
涙を零せば
溺れてしまいそうで
怖くて こわくて
強くなりたい
この弱ささえも受け止められるつよさが
何をいわれようとまっすぐ
背筋を伸ばしていられるつよさが
波が揺れる
ざぶんざんざかざぶーん
波が躍る
ざぶんざんざかざぶーん
心が揺れる
ざぶんざんざかざぶーん
心が暴れる
さぶんざんざかざぶーん
その波間で
溺れてしまう
たすけてと
こえをからして
ないてみた
しんじていたものを
うらぎられたひも
しんじたいと
ねがってみても
おじけづく
ふしんはいっしゅん
じかんがひつよう
うそつきと
きめつけたのは
きみだった
だからきみを
うそつきときめた
くりかえし
おもいだしたくも
ないものに
さいなまれつづける
いたみをしって
くやしいよ
あいてはとっくに
わすれても
こうしてきょうも
フラッシュバック
あまえかたをしらないのは
しんじてうらぎられるのが
こわいから
きらいだと
こえをおおきくしても
なにも
かいけつなんて
しない
こえを
あげれば
なにかが
かわる
それは
げんそう
ちからなきものは
ことしてそんちょうされない
なにかをなすには
ちからが
ひつようだ
どこへ
いったのか
なきごえが
とおく
あのはてで
くりかえし
どこへ
いくのか
たちどまる
ことさえ
ゆるされずに
なにを
もとめ
なにを
めざし
そのはてに
なにを
えるのか
いったのか
なきごえが
とおく
あのはてで
くりかえし
どこへ
いくのか
たちどまる
ことさえ
ゆるされずに
なにを
もとめ
なにを
めざし
そのはてに
なにを
えるのか
自分の中のこの持て余した感情を
認めたくないのは誰なのか
赦せないのは誰なのか
それを知っているからこそ
他の誰かに赦して欲しい
自分じゃもう 身動きが取れないから
アドバイスは
その感情を否定すること
アドバイスは
その感情を撃退すること
それは
いまのこの気持ちを赦さないこと
それは
いまのこの瞬間の僕を否定すること
そのことに気付いて
そのことにきづいて
そのままでいいと 赦して欲しい
こんな感情も 持っていていいのだと
みとめてほしいんだ
さくらが
さいた
と
だれかが
いった
さくらが
さいた
と
みんなが
いった
さくら
さき
えがお
さき
さくらが
さいた
と
だれかが
わらう
さくらが
さいた
と
だれかが
わらった
ああ
ああ
わらえ
うたえ
おどれ
きもちのよい
かんじょうのれんさ
ああ
ああ
わらえ
うたえ
おどれ
だれかが
だれかと
わらいあい
ささえあい
それだけが
それだけがあれば
ああ
ああ