きっと、自分自身を赦せない自分が
他人を赦すことでグッドエンドを得られる
疑似体験をできるからかもしれない、なんて
時々想う。
 
 
 
幻水の宿星の中の何人かは
元々敵側の人。
だから罪を憎んでひとを憎まず
その人を赦していくことで
幸せな未来が手に入るのなら
否、この先には幸せな未来が待ってるはずだ、と想うからこそ
その人を赦す。
 
 
 
一所懸命自分の中で
自分自身を赦そうとでもしているかのように。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
赦して欲しいのは自分自身
赦せないのは自分自身
赦して解放してほしいと願うことすら罪のように感じるのは自分自身
苦しみこそが自分に与えられた罰なのだと感じるのは自分自身
 
 
 
贖罪を求めることも
自分自身を認めることも
簡単な様でいて 結構難しい
 
 
 
過去と向き合うことで何を得られたかと云えば
この病んだココロと過去の美化装置排除
得た、と云えるものは少なくて
失った、というほうが正しいものが多い
 
 
自分自身に自己肯定感が欠けていることに気づいた
でもだからってこれからどうすれば良い
自分自身を認められないのだ
まだ まだ まだ・・・・・・
こんなんじゃだめ
まだ褒めてもらえない
まだ まだ まだ・・・
これじゃだめ
これじゃ足りない
 
 
そうやって過ごしてきて
自分自身の中で満ち足ることを知らずに
充足感を得られずに
「これをやった、自分は良く頑張った」
それってただの自己満足じゃない
「あなたはよくやってるよ」
それを信じた途端こけたら痛いのは自分自身
 
 
高揚した気持ちから一気に落下するのが怖くて
 
 
自己満足じゃ満足した事にならなくて
 
 
自己否定が始まる
 
 
上手く行かないのは全て自分の所為だ
どんなにグループの人が動いてくれなくても自分の単位落とすの嫌だから自分だけでも発表できる形にしなきゃ
あぁ、疲れた。上手くできなかった。何にもできないね。
 
 
皆といるのは楽しかったけれど
テンション高いと下がったときの落差が激しいから
自己コントロールが大変、疲れた。
周囲に気を遣いすぎるのもどうかと想うけど
どう接すればいいのかわかんない。
自分なんて最低だ。
 
 
何かを頑張った自分を認められない自分を周りが責めて
そして自分自身も自分を見つめて何で認められないのと責めて
 
 
 
A判定を貰っても
次にFailを貰えば単位はもらえない。
常に成績は上の方をとっておかなければ
いつか失敗したときに保険が利かない。
70%、簡単な様でいて、微妙なバランス。
ずっと満点取り続けていても
テストとかの比重のでかい奴で最低点だせば堕ちる。
 
 
だからいつもExamまでの間ずっと頑張り続けて
Examの前に先生が云った言葉に安堵して
「万一Examが60点でも単位は落とさないわね。まぁ、あなたならそれもないでしょうけど」
 
 
 
そしてもっともっと過去
そこには落ちるとか云うそんな線引きはなかったけれど
出席日数足らなくて通知表がもらえない年もあった
そのときは先生が丁寧な手紙をくれて
 
 
 
それよりもっと前
心が病み始めるもっと前
負の感情というよりも純粋に哀しかった頃
憎しみすら覚えずに純粋に哀しかったころ
 
 
その頃の傷を今もまだ抱えているのです
 
 
 
やっぱりそれは一般には理解されない
『異常なこと』なのでしょうか
 
 
 
 
 
もしもこのまま私が自殺して
遺書にそのことを綴ったら
それは異常だと指摘されるのでしょうか
 
 
 
そんな10年以上も前のことを、と。
 
 
 
 
 
どうやれば自分自身を認められるようになるのか
どうやればその思考回路が手に入るのか
どうやればそういう風に自分の都合のいいように解釈できるのか
 
 
どうすれば自分自身を赦してやれるのか―――――
 
 
 
その答えはどこにあるのでしょうか。
 
 
 
 
 

 
 

闇の中

2008年11月13日 ポエム
 
 
 
 
どこまで続くのだろう
この深い深い暗闇は
以前よりもいっそう闇が濃くなった気がするのは
自分自身が闇に染まって
闇を育ててきてしまったから?
 
 
黄昏時にやってくる
あのどうしようもない寂寥感と
暗闇の中やってくる
あのどうしようもない絶望感と
黎明時にやってくる
あのどうしようもない口惜しさが
 
 
またも一日無駄に酸素を消費して無駄に生命を飲み下して
延命を続けるこの生命のなんと卑怯なモノだろう
 
 
いっそう闇が濃くなるのを感じる
育ってしまった闇も育つ前は光だったはずなのに
みんながくれたひとつひとつの
思い出の欠片
心の痛み 心の傷
一瞬にして輝いていたはずの過去を
色を消し去ったのは誰だったか
 
 
今は暗い昏い暗闇に在る自分自身には
シニタイクンとかシナナキャさんとか
いっぱいいるけれど
イキタイサンが住んでるのは
ここよりもっと清浄で正常で光に溢れた場所だから
会えない
 
 
会いに行く気力すらない
 
 
イキタイサンにとってここは不浄の地だから
イキタイサンはここには降りてこられない
イキタイサンはここに辿りつく前に死滅してしまう
 
 
 
 
10年以上も前のことを
いまだに心の痛手として持っていて
そしてそれで心が病んでいるなんて
変なことでしょうか
 
 
私はただ、忘れることができないの。
 
 
 
 
 
 




酷く疲れているような気がする
そんな夜更け
空を見上げれば 瞬く星たち
手を伸ばせば届きそうなのに
それは叶わない
 
 
息が白くなる季節
ぶるっと身震いしてみるけれど
それで体温が上がるはずもなく
ポケットに両手を突っ込み
視線を地面に落とす
 
 
どれだけ願おうとも
僕が生きていけるのはこの地面で
どれだけ強く願おうとも
あの星のように空で過ごすことはできない
 
 
僕の足の下にはいつでも地面があって
地に足は着いてはいるけれど
ココロはふわふわどこ吹く風で
あの空を欲しがってばかりいる
 
 
どんなに手を伸ばそうとも
どんなに強く願おうとも
それは叶わないと知っているのに
求めてしまう僕は馬鹿なのだろうか
 
 
僕の大切なものたちも全て
この大気に溶けているというのに
僕だけ固体のまま
この場所に居るなんて
 
 
―――――――――喜びよりも虚しさが襲ってくるのはなぜ?
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
苦しいほどに想っても
それは重たいだけだと知っているから
あなたを困らせるくらいなら
それすらも見ない振りして
 
 
夢見てたあの頃 子どもだったあの頃
抱いていた幻想 それが現実だと想った
夢見るほどに欲した あなたのその笑顔
そのためにならなんだってやれるとさえ
 
 
ひとつふたつできないことを数え上げて
自分にどんどん失望していくのは
生産的じゃないし 何の解決にもならない
それでも自分に蓋をして 何も見ないよりは
 
 
転げ落ちるように 急加速する
想い始めたら 止まることない
あなたを好きでいていいですか
その言葉を告げられずにいる
 
 
自分自身に自信はないけれど
あなたを好きな自分を嫌いにはなれないの
自分のことを大嫌いだとは思うけれど
あなたを好きな自分を嫌いになってしまっては
 
 
自分の中 自己矛盾
ひとりじゃどうしようもないくらい
これ以上ないほどの 想い抱え
今でも大事なあなたのこと想ってます
 
 
本当は会いたくて仕方がないけれど
でも多分また会ったら凹むのだけれど
それでもやっぱり会いたい気持が大きくて
大事な大切なあなたを支えたくて
 
 
ひとの中に人は存在意義を見つけるというけれど
それなら僕は君の中に見つけるかもしれない
今はまだ価値のない存在だと想っているけれど
あなたとなら 僕の存在さえ 輝くのかもしれない
 
 
独り想う 月夜
情けないほど独りぼっちな
それでもやっぱりあなたへの想いは
捨てきれないんだと思い知る
 
 
苦しめたくないから離れた
それでもあなたが望むなら
 
 
 
 

 
 
 
 
 
焦る気持ちを抑えて
大きく深呼吸を数回
それでも落ち着かない動悸に
自嘲さえしてみれば
一気に体温が低くなる
 
 
この季節は好きじゃない
季節が冬へと移り変わる中
僕の身体は錘にしかならない
 
 
ひゅうと鳴る気管支に
また息を詰まらせる
軽い軽い発作はいつまで続くのだろう
 
 
寒くなってくる外気温
それにあわせて外出して建物の中に入れば
一気に上がる室内温度
体中が痒くなる
冷気過敏症とでも云えばいいのか
 
 
大変なことなんて何一つない
だってこれは幼い頃からのアレルギー
今更特に何を云うことのない
取るに足らない なれたはずの症状
 
 
それでもミス一つでどん底にまでも堕ちるような
その軽い症状も要因の
弱い弱い僕のココロは
 
 
いつか誰かが云ったように
僕の心が弱いから?
 
 
僕がいくらそれに抗おうとしても
堕ちていく感覚に囚われて
僕にはそれを乗り越える力がないんだ
 
 
 
ひとりひとり人間が違うように
僕みたいにこんな風になるひとも
珍しくはないかもしれないけれど
似たような感覚の人は居るかもしれないけれど
 
 
僕と感じ方が全く同じ人間は存在しないわけで
 
 
そう想うと
ひとって何でこんなに独りなのだろうと想う
 
 
 
僕のトラウマは十何年来のものだから
だからもう みんな忘れ去られて
僕の心の傷は 与えた本人は忘れてて
僕の心と身体だけが憶えてて
それってなんか 不公平だとか想わない?
 
 
僕はなるべくひとを傷つけないように生きてきたつもりだけど
きっとどこかでひとを傷つけてるんだと想う
何気ない言葉で傷つけたひとがいると想う
それを想うとどうしようもなくやるせないのだけれど
 
 
今の僕にはどうにもできないけれど
今の僕には何も償うことはできないけれど
 
 
 
ひとが僕と同じ生き物で違う存在なら
僕の気持ち 解ってくれないかなぁ
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
優しい気持ちでいたいから
あなたに伝えたかった気持ちを飲み込んだ
優しい自分でいたかったから
あなたに伝えたかった言葉を飲み込んできた
 
 
その代償
 
 
いい子でいるのは疲れたよ
いい子でいたい気持ちはあるけれど
いい子のままじゃもう誰も振り向いてくれないから
あなたさえ振り向いてくれないから
 
 
甘えたい
元来の本質の部分が爆発する
飲み込んできた気持ちの分だけ
飲み込んできた言葉の分だけ
 
 
そしたらあなたを追い詰めるの
それは自分が赦せない
 
 
ならどうしたら
どうやったら僕は
自分の気持ちを解放できるのだろう
 
 
器用じゃない不器用な僕
絵を描くのも文章を書くのも
芸術的なものには何一つ向かない
 
 
僕の理論をひとりとして論破できないというならば
僕しかそれを論破できないというならば
 
 
もう僕はそれを論破することもしようとは思えない
だって凝り固まった僕の思考回路
希望があるとは想えない
 
 
僕自身の戒めを解こうとは想えない
枷をはめたまま そのまま僕は――――――
 
 
堕ちるところまで堕ちるのだろう
 
 
 
 
永久なる深い闇へと 
 
 

 
 
 
 
夢を見るような 暗闇の中
月明かりすら 入らない部屋
ひとり膝を抱え 蹲るなら
枕を抱えて 涙光らせるなら

ねぇ お願いだから 声を聞かせて?
 
温かいココアを 2人分用意して
温いカーペットに 暖かいストーブ
その上に水の入ったやかんを置いて
加湿機代わり いいと想わない?
 
だからねぇ お願いだから 声を聞かせて
 
君の震える手で 僕の番号を押して
君の震える声で 僕を呼んで
それだけでもう 僕は君を迎えに行くよ
どんなに寒い夜でも どんなに遠くに居ようとも

ねぇ お願いだから 声を聞かせて
 
 
死んでしまいそうなくらいつらい夜も
寂しくて縮こまりそうなくらい哀しい夜も
凍えそうなくらい心寂しい夜も
泣きそうなくらい虚しい夜も
 
僕はいつだって君のために在るから
 
君のお願いさえあればいつでも迎えにいける
 
 
でも 君のお願いがなければ 僕は迎えにいけないんだ
 
 
 
だからねぇ 声を聞かせて 僕にお願いをして
 
 
迷惑になるのは嫌だから怖いから君の口から声が聴きたい
だから僕には遠慮することはないんだよ
 
 
だからねぇ 声を聞かせて

君の願い、僕は聞き届けたい
 
 
 
 
だからねぇ 声ヲ聞カセテ
 
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 ざく、ざくっと分厚い落ち葉を踏みしめ、林を抜けた先には
 そこは穴場スポットと自分では想ってる場所がある。
 もちろん、その落ち葉が敷き積もった公園からでも海は見えるのだけれど
 この林を抜けた場所から見る景色は絶景なのだ。
 
 何といって表現して良いのか判らないほど、澄んだ空気と
 どこか懐かしささえ憶える潮の香り。
 そしてその場所に行くと胸が詰まって泣きそうになる自分が妙におかしかった。
 
 ほとんどの落葉樹は色を変え、葉を落としている。
 イチョウもそれに倣って、地面には鮮やかな黄色が降り積もる。
 そのイチョウとよく似た、レモンイエローの羽をもった季節はずれの蝶々が
 誘うように、お気に入りの場所から自分を遠ざける。
 

 ふと目で追っているうちにふわふわと飛んでいるその蝶は
 視界から突然消えてしまった。

 唖然として辺りを見渡すが、それを見つけることはできなかった。
 どこか心に寂しさを憶えながらも、先ほどの場所へと戻ろうと踵を返す。
 だがしかし、進みだそうとした途端に、コートの端をつかまれていることに気づいた。
 
 視線を動かして後ろを見るが、誰もいない。
 その視線を、ノロマなスピードで下へと移すと
 こどもが、手袋をはめた子どもが自分のコートをしっかりと握っていた。
 
「お兄ちゃん、どうしたの?」
 
 そのこどもが問う。
 どうした、と訊きたいのはこちらだというのに。こどもは続ける。
 
「どうしてそんなに哀しそうな表情なの?」
 
 その言葉を云われて、自分自身どんな表情なのか気になった。
 
「お兄ちゃんは、哀しそうに見えるかい?」
「うん」
 
 こどもは臆することなく答えた。
 そして、今の自分の状況を思い起こして、ふっとため息をついた。
 
「心配してくれてありがとう。大丈夫だよ、なんともないから」
「ホントに?」
「うん、ホントだよ」
 
 慣れているから――――――
 その言葉は紡がずににこっと笑う。
 
 時の流れに置いていかれるのは、慣れている。
 同じ時を刻んでいたはずの人間がいつの間にか朽ち果てていくのにも。
 
 
 
 
 
 そう、もう何百年と同じ時を刻んでいる自分にとっては
 一人の人間の死など、生きているものなのだから、死が訪れるのは当たり前で
 そう、割り切っていたはずなのに―――――――
 
 
「―――小僧」
「・・・始祖様?」
「魘されておったようじゃが、悪夢か」
「ぃぇ・・・そういうわけでは・・・・・・」
 
 
 悪夢なのは、こちらの現実の方かもしれない、と、想ってしまう。
 現実に自分の身体は老いることを知らない。
 不老不死を喉から手が出るほど欲しがっている権力者も居ると聴くが、そんなにいいものではないと想う。
 みんな、みんな・・・大切に想った分だけ、別れが寂しい。
 人と死別する回数を重ねても重ねても、慣れは来ない。
 いっそのこと人を遠ざけてしまえば、バリアを張って、内側に入れなければ
 こんなにも哀しい想いをすることは無いのかもしれない・・・・・・
 
「ほれ」
 
 差し出されたコップには、熱いお茶が入っていた。
 旅暮らしでそれを口にする機会は少ない自分たちの、ささやかなる贅沢だ。
 それを今差し出してくる少女を見やれば、彼女は薪をかき回している。
 白い肌は炎にオレンジ色に染まり、白い髪は漆黒の闇に馴染んでいる。
 少女の表情は、無表情というがふさわしいものだったが、それでも――――――
 
 一口中身を口に含めばその温もりが広がり、身体が温まる。
 そして同時に心にも、むずがゆいような、温かさが広まる。
 
 
「始祖様」
「割り切れと前にも云うたな?」
「はい」
「じゃがまぁよいわ。おんしはおんしでわらわとは違う人間じゃからの」
「ありがとうございます。始祖様」
 
 表情を変えずに淡々と話していた少女に向かって思い切り笑顔を向ける。
 それを見た途端呆気に取られたような表情をしていたが、すぐに顔を背けた。
 少し恥ずかしそうにしていたが、わざとらしい咳払いのあとは、いつもの少女に戻っていた。
 
 
 自分は自分――――――
 
 現実は悪夢よりも哀しいかもしれないけれど
 それでも、やっぱり、僕は――――
 
 
 
 
 
===============================
 
 
お題:『レモンイエロー』『海の見える公園』『温まる』
お題提供:たんぽぽ様
 
 
 
 
書き始めは始祖様シリーズじゃなくて
普通の現代ものを書いていたのですが
なんか、また始祖様シリーズになってます。
お題の『海の見える公園』がそのまま舞台設定だったので
言葉として入れませんでした・・・・・
 
と云うか、入らなかったのが事実です。
 
 
 
前半が夢かどうかという点についてはご想像にお任せしますv
 
 
 
 
 
 
 
 
 君とであったのは、海の見える公園。
 
 否、正確には出会ってなかった。
 だってあれは、僕の一目惚れ。
 君は僕の存在にも気づかずに、愛しそうにバイオリンを奏でていた。
 爽やかな風が吹く午後、あの頃はまだ新緑が目に優しくて。
 
 
 そのあと何度もあの公園に足を運んだけれど
 全然君に出会えなかった。
 
 僕の目を捉えて離さなかった君の姿。
 僕の心を捉えて離さない君の音。
 
 僕は知らずの内に君を探して、君を求めた。

 君の制服を見て、ちゃんと学校名はわかってるのに
 会えない間に気持ちが育って、何度行っても会えないもどかしさに
 僕はとうとう君の学校へ編入する決心をつけた。
 
 
 そして迎えた転校初日。
 この学院は音楽に溢れていて、とても気に入った。
 そして、なによりも。
 
 
 君にまた出会えたのが嬉しくて。
 
 
 まさか普通科とはいえ、同じクラスになるなんて思わなかったよ。
 だからこれはもう奇跡だとしか思えなかったんだ。
 前の学校の友達には『お前それ、生きてる人間?』とか云われたけど
 ちゃんと君は存在していて、そして僕の目の前に居る。
 
 そして今、僕らは一緒にアンサンブルをしている。
 
 おかしいね。これは何の運命の悪戯だろう。
 ヴィオラをやっていること何て、ホントは明かす気なんてなかった。
 憧れていた場所、嫉妬すら憶えていた人たちの輪の中に
 今、僕は居る。
 
 
 全ては君のおかげ。
 君の音は僕の理想そのもの。
 そして君の周りの人たちは、僕の過去のトラウマでもあるけれど
 それでもすばらしい音をもっている人たちばかりで、僕はとても嬉しい。
 
 耳が良いのは自負してるから、それは理解してるから。
 
 
 君の演奏が、君の音がもっと聴きたい。
 
 

 レモンイエローに移り変わった季節もものともしないくらい
 僕の気持ちは更に熱くなっていくんだ。
 君への想いは、さらにもっと――――――
 
 
 
「日野さん、寒くない?」
「ん、まだ大丈夫」
「日野、あんまり無理すんじゃねぇぞ」
「あはは、ありがと、土浦くん」
「でも先輩、少し手の感覚、鈍ってきませんか?」
「もう、冬海ちゃんったら心配性! 私なら大丈夫。
  それにしても森の広場も大分色づいたよねー」
「そうですね。この季節は移ろうのが速いから・・・曲で云うなら・・・」
「わー!志水くん!? そのまま寝転ばないでっ!」
「お前さんたち、一体何をやっているんだ?」
「あ、金澤先生!」
「何って、見てわからないですか? アンサンブルの練習ですよ」
「否、おれにはお前さんたちがじゃれあってるようにしかみえんかったな。
 そうだ日野、お前さんちょっと話があるから後で準備室こいよ」
「え? なんですか?」
「まぁ、なんだ・・・コーヒーでも淹れてやるから、あったまるぞー。だから、文句は云うなよな」
「って、金やんまさか、日野にも?」
「おぉ、そういうこった。ここで云ってもいいが、まぁ、アンサンブルの和は乱したくないしな」
「今充分乱してる人が云うことじゃないですよ、金澤先生」
「おぉ、手厳しいなぁ、加地・・・。っつーわけだ。あとでちゃんと来いよ、日野」
「はぁーい」
 
 
 
 アンサンブルの練習ってなると、どうしても大人数になるのが常だから
 2人きりの練習って、なかなかできないんだけど
 でもまぁ、こんな風にでも、君と音を合わせられるのは幸せ。
 
 その幸せを噛締めていたら、頬が緩んでしまって仕方ない。
 
 僕は君の音楽が好きだよ、日野さん。
 今でも、そしてこれからもずっと―――――――
 
 
 
 
 
==========================
 
お題:『レモンイエロー』『海の見える公園』『温まる』
お題提供:たんぽぽ様
 
 
 
 
激しく自己懺悔。
加地が激しく偽者でごめんなさい。
だって彼の性格を把握するほど2をプレイしていないからっ
(否、加地ルートを、ね)
しかしまぁ、彼は文系なのでレモンイエローという表現をするかどうか・・・
その辺がちょっと曖昧です。
もっとなんか大仰に云いそうな気がするんだけど、な。
 
 
季節としては秋、ということで、クリスマスコンサート前ってことで。
と云うか、この組み合わせのアンサンブルなんかあったかな、とちょっと疑問。
月森、火原、柚木様抜きのアンサンブル。
ちょっと無理くね?とは想う。
だって演奏楽器がバイオリン、ヴィオラ、チェロ、クラリネット、ピアノ。
この組み合わせのアンサンブルなんてあったかなぁ、と想う。
弦楽四重奏だと月森入らなきゃいけないし。うーむ。
 
 
・・・・・・否、別に冬海ちゃんとかは先輩の様子が気になって・・・とか云う理由で
アンサンブルに関係ないけど来てても良いんだ。
しかし、普通科3人組に1年生という取り合わせはなかなか無いんじゃなかろうか。
 
 
・・・その点では月森君を出さなかった自分を褒めよう。
あの人こない。絶対こない。この面子じゃ・・・
2年生組で集まりたいと天羽ちゃんがアンコールでのたまったのだけれど
あれは実現するのかな・・・・・・
 
 
 
 
 
 
あれだけ嫌だ嫌だ云いながら、書いてしまった加地でした。
 
 
  
海の見える公園、ってお題を見た瞬間に
加地しか思いつかなかったんだもんーーーーっ。
 
 
 
 
 


 
 

 
 
 
 
 
 ずっと ずっと 楽しいだけでいいのかなって迷ってた
 そりゃ志水君の言い分もわかるし 月森君の言い分もわかる
 わかる わかるんだけど なんて云うのかな・・・
 君が居ないと、こんなにも苦しい、なんて。
 
 
 
 クリスマスコンサートから1ヶ月。
 おれたちの仲はずっと近くなったって思ってもいいよね?
 でもおれ、受験生だから、きみにつらい想いさせるかも。
 ううん、そんなことない。
 おれ、受験ときみのこと、絶対両立させる!
 
 そう、思ってたのに・・・・
 
 ははは、馬鹿だな、おれ。
 君に気を遣わせて、全然守れてないじゃん、支えになってないじゃん。
 寧ろおれの方が君に支えられてる。
 
 毎朝ね、君の笑顔が見られると、なんていうのかな、元気がもらえて
 でも土日も君と遊べない、とかってなると
 さすがに参るよ
 
 
 でもこれはおれが見つけた夢
 ううん、夢って云うもんじゃなくて目標
 
 学校外のコンクール、テープ審査は通ったんだ。
 春にはコンクール本選があるから、君には来て欲しい。
 と、その前に受験なんだよね。
 家の学校は、まぁ、内部進学組みって枠があるけど、勉強しないわけには行かないし
 
 なにより、おれはずっと皆で楽しく音楽やって生きたいから

 だから、君と、金やんが教えてくれた大切な生きる道
 教師。
 
 オケ部は楽しい、おれは音楽が大好き。
 そんな気持ちを、皆に分けてあげられる仕事につきたい。
 だからおれは、教師になる、って決めたんだ。
 
 だってさ、金やん見てたら、皆に慕われてるし、なんだかんだいって面倒見いいし
 何より音楽に対しては・・・・・・
 
 君だってしってるでしょ?

 今回、君がコンミスになる事になって
 金やんが色んな先生に色んなこと掛け合ってくれてたの
 おれも、君みたいに一生懸命な子を助ける仕事がしたい、って、ますます思っちゃった。
 おれと鉢合わせしたときの金やんの表情、すっごく気まずそうだったけど!
 だって、あんだけめんどくさがってたのに、ね。
 急にやる気出すんだもん。
 
 
 
 ねぇ、おれは王崎先輩みたいに大学に行ってもきっと
 ここに、オケ部の練習を手伝いに来るから
 君とこの場所でも会えるよね
 
 
 でもその先、ずっと先にも
 君が居てくれたら、って思うんだ。
 おれの傍に、居てくれたら、って。
 
 
 
 前よりもっと、今よりもっと、君に近づきたい。
 
 
 そう、想ってる。
 
 
 
 
 
 
 
==============================
 
はい、突発的火原。アンコールバージョンです。
否、ほっぺにちゅは、入れるべきか否か迷ったんですよ。
でも独白ポエムに入れちゃぁいかんだろう。と結論に至りました。
いやぁ、可愛かったなぁ、あの後の火原の慌てようが。
もう悶え死ぬかと想ったよ。
「あぁ、もう、君がかわいいっておもったら・・・つい・・・・
 
 でもこれがおれの正直な気持ち」
 
 
みたいなことを抜かすんです。
 
 
 
乙女ゲーの王道ってどこなのかなぁ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
アンコールプレイ状態
 
 
今現在、一周目で
土浦引継ぎ金やん、つっちー、王崎先輩、冬海ちゃん、柚木様EDを
2周目で
火原引継ぎ、りじちょ、つっちー、火原、志水君EDを攻略済み。
 
 
 
しかし、歌曲をそろえようと想うと大変だね。
どれが歌曲?!とアンコール以上に説明を読みました。
あと、ロシアの作曲家も。
 
 
 
つーか月森の写真ゲットの条件にSSSをだせ、ってあるんだけど
どうやって?????
いまだかつてSSまでしか出したことないんだけどっ???
Sランク必須条件としてきっと100以上の演奏と観客動員数と

・曲調を揃えるか、3種そろえてお得気分にする
・ひとりでずっぱりの人物を作る(主人公以外)
 
 
・・・があるからきっとこれに

・「ロシア作曲家」か「歌曲」

を加えればS三つになると思うんだけど・・・・・・
 
 
 
アメージンググレイスは歌曲じゃなくて、賛美歌だからなぁ。
 
 
カルメンとか・・・?(レベルがむっちゃ高い)
 
 
 
 
 
 
 
つーか、金やんの写真条件に「難しい」で技術レベル24以上って・・・
今回かなり頑張ったけど22だったよ・・・・・・
しかもその頃にはきっと足手まといのどっかのストーカーさんと
一緒に2人練習しなきゃ、彼のレベルが上がんない。(リング使用)
 
 
 
 
 
てか、アンコールは加地のEDは主人公枠なんだね。
なんか、扱いがぞんざいだなぁ。
しかも、序盤で親密度あげとかなきゃその後発生不可って!!!
これにやられました。
序盤から急ピッチであげなきゃいけないのは
加地、りじちょ、金やんです。気をつけましょう。(何)
 
 
 
いやぁ、火原、可愛かったよ。
受験で、でもって彼女リードしたいのに、空回っちゃって。
その後受験終了まですんごい気まずかった。
毎朝迎えに来るのが可哀想な位。
でもって、引継ぎルートだとやっぱり甘かった。
砂糖吐くほど甘かった。(実際出ないが)
 
 
 
んで気づいたこと。
引継ぎはロビーに呼び出し指輪のプレゼント。
普通は廊下に呼び出しトワレのプレゼント。
 
 
 
それにしても。
大人組みのED、よかったな♪
 
 

 
 
 
金やんの写真入手、甘さが足りなかったのもあったなぁ・・・(しょっく)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しゃにむにも大台乗りましたねっ!30巻!
つーか、そうですか、次でラストですか・・・・
31巻32巻同時発売、って・・・お財布が・・・
 
 
 
否、それにしても、叫んでいいですか?
いいですよね?
 
 
 
来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

  
 
 
 
 
 
はい。話を知らない方には何のことやら、な発言ですが
知ってる方にならズキュンと来る言葉でしょう。
あえてここで説明する必要性などないように。
 
 
 
まぁ、ぶっちゃけ、準決勝が終わりました。
えぇ、終わりました。
 
 
海梨さんの妄想ぶち当たり☆です。
つまりは次にでるのはIH決勝戦とフィナーレです。
 
 
長い、長い準決勝でした。
まぁ、準決勝は2組描かなきゃいけなくて
しかも駿くんとルウイと静ちゃんと描かなきゃいけなくて
(延っちは、主人公なのでね)
 
 
 
しがらみから解放された駿くんが愛しかったです。
来年はぼくの天下だね、って強がってる静ちゃんが愛しかったです。
 
 
 
 
というわけで。
 
 
 
千葉大会でシングルスでぶつかってないわけないと思うんですが
(ワンツーフィニッシュでしょ?)
とうとうあの2人がIHという大舞台で対決です!!

 
 
 
って書くと、ネタバレだよね。うん。
二重線位で消しときたいな。
うちのバックグラウンド白じゃないから文字消しできないから・・・
 
 
 
 
つーか、ひなこさんに正式に玉砕した駿くんとか
ナディアとミレーユが寂しがってるとか
酷いお兄ちゃんだ・・・ってお兄ちゃんの肩で泣いてる静ちゃんとか
 
 
なんか、もう、可愛いったらない。
 
 
静ちゃんとの試合で、打ち返せずに疲れてる延っちを助けるのは
やはし、ひなこしゃんの応援だった。
 
 
『伊出には100人の女子よりも一人の女だな』
 
 
と、池やん先生の言葉はもっともだと思います。
判り易過ぎるくらい、元気出てたもん。ね。
 
 
 
 
あー、春まで待てない。
(来春って、いつをさすんですかね。正月?それとも春?)
 
 
 
 

 
 
 
 
 
はい。お久しぶりすぎる海梨です。
何してたか、って・・・?
ぶっ倒れてました。
・・・・嘘です、冗談です。
 
 
否、半分当たってるんですが
PC立ち上げてこのサイトと記事画面出すだけで気力が尽き
書けなかったです。
 
 
ポエムすら書けなかったって久々な凹みようだなぁ。
んでもって、母から非常事態宣言。
 
 
「稚維、ゲームしなさい」
 
 
 
 
・・・・・・・家の親はどういう親なんですかねぇ。
昔父にも云われました。
それは、海梨さんがげぇげぇ夜中に吐いてる上に喘息の発作を起こしたときのことです。
 
 
「稚維、漫画でも読んでなさい」
 
 
 
 
・・・・・・海梨さんの気を紛らわす最終手段だそうです。
海梨さんは一度坩堝にはまると抜け出せない性質な様で(ゲームでも良く判りますね)
 
 
一度吐くことに集中してしまうと抜け出せない。→無心に漫画読んで気を紛らわせる。
 
 
一度凹んでシニタイクンに捕まると抜け出せない。→無心にゲームをして気を紛らわせる。
 
 
という図式・・・?が出来上がってしまっているのですよ。
だから今回も、気を遣いまくって恋愛イベント発生させるコルダよりも
未開封の奏者ノ資格を選んだわけです。
 
 
 
昨日始めて、今日2周目終了。
ちなみに、1周目はラビ。2周目は神田優先ルートを。
 
 
 
友好度とか良く判ってないのですが
取り敢えずリナリーとラビ、ラビとクロウリーの協力技をゲット。
まだまだ色のついてないKIZUNAプレートアイコンが多いですが
CG的には44枚中32を持っているので
2周目にしては上出来じゃあないか、と。
 
 
 
取り敢えず今日やった2周目はのっけから神田でした。
うん、あのね、1周目のクリアデータから始めたら
神田ルートだったの。
うん、ティエドール元帥を探しにいく所から始まるんだけれど
 
 
 
デイシャ死亡ルートと、デイシャ生き残りルートがまず存在する。
初っ端からこれ??と思うけれど
アニメ見てて、デイシャは死亡決定なんだー、と思ってたら
救済ルートが在ったよ!!的な。
 
 
ティッキーと戦闘中のデイシャを神田が助けに行ければ救済ルート
(これが最後の最後まで尾を引くとは思わなんだよ)
ティッキーと戦闘中のデイシャほっぽって、合流地点に向かえばアニメルート。
(舟の中でのスキン戦は神田1人、塔の天辺までは上ってこない)
 
 
 
ちなみに、海梨さんは分岐をアジア支部に寄ることにしたので判んないんですが
そのまま行ってたらどうなってたんですかね。
アレンとの友好度を上げようと必死でした。
なんかそれなりに、ポイントをついた発言をしたらしく
緑色の光る球が会話の囲みの右肩に存在しましたが
神田関連のCGって円陣の『やるかよ』と
鬼が見える、ってやつだけだったなぁ。
 
 
クロウリーと分かれた後の階段では
リナリーを選択したらアレンの想像がCGとなって。
ここ、神田ルートにしたら、リナリーの質問に答えることになってたのかなぁ。
1周目はラビがこの話題振ったわけだし。
 
 
1周目もそうだったけれど、ラビに膝枕と毛布って
どんだけ仲良いんだ、リナリー・・・(膝枕は断ってたけど)
 
 
 
まだまだ発生していないイベント多いので
特にラビと神田とアレンの3人はイベント4つ見てないと
協力技が発生しないので、友好度を上げないとなぁ、と。
 
 
それにしても江戸についてから
話しかけれる人数が3人に減っているので
他の関係のない(と云っては失礼だけれど)会話が楽しめないのがきつい。
今日の神田ルートなんか、舟に乗り込む前は
ティエドール部隊と会話しただけで終わっちゃったよ。
(マリ、デイシャ、元帥)
ホントは友好度上げるのにアレンとかラビとかリナリーとかと会話させときたかったのに。
端から(関係ない人から)話しかけるのやめよう。
 
 
 
 
それにしても、今回、これ、えっとジャンルなんでしたっけ?
あぁ!絆アドベンチャーって云うんですね(こんなジャンル今までありました?)
それは、割とマス目が出て移動する、とかその辺があったので
・・・ちょっとはキリル君を攻略する練習になっているだろうか・・・?と、思うことにした。
あっちはSRPGですからレベルアップとかあるんですけどね。
あぁ、いつになるだろう。ラプソ攻略・・・・・・。
 
 
せっかく4様も居るんだし、特攻したいよねっ!(ヤメロ)
 
 
 
 
・・・・・・あれ。Dぐれの話のはずが
また癖で幻水話になってるよ。
 
 
 
ガンバ、自分!
 
 
 
 
 
 
 




 
 
 
 
 
んー、ぶっ倒れてる最中は
やっぱりゲームばっかしてたわけで。
犬夜叉とのCGを全部集めて
七宝ちゃんとのCGを全部集めて
殺生丸さまEDを見て・・・・・・
 
 
最中に不思議な畑の珊瑚ちゃん(願いが叶う実)のを作って
それとかごめちゃん(星形の実)のを作って
 
 
 
今度は珊瑚ちゃんのCG集めと行こうかなぁ。
それともかごめちゃん?
弥勒様はきっと悶えると思うので、最後に特攻しようと思ってます。
うん、いろいろと。
 
 
男の子ルートはどうしよっかなぁ。
 
 
 
でもって、アンコールはまだ未開封です。
・・・それってどうなの、と自分自身に突っ込みたい。
(奏者の方が買ったの後だよ!)
2とアンコールは繋がってるので誰EDを引き継ぐかで悩み中。
前にも書いたように思うけれど
金やんと王崎先輩の恋人スタートは無いらしいから
ホントに悩み中。
 
 
1も、まだホントに、できてないから。
みんなとのED、迎えてないから。
気を張り詰めて、集中できるときにやらないとなぁ。
色々と条件が難しいから。ほんっと逆注目ルートって簡単なようで居て難しい。
だって、技術レベル上げすぎちゃダメなんだもん。
 
 
 
でも最終的にはレベル高いの弾かなきゃダメだし。
イベント発生もランダムだしっ!
 
 
 
 
金やんEDは、絶対みたい。
つーか、王崎先輩と金やんの珠玉EDが見られればそれで良いかもしんない・・・
 
 
・・・でも個人的には火原とつっちーも見たいんだよね。冬海ちゃんも。
結局みーんな攻略しなきゃいけないじゃないかっ!
・・・2の加地はどうする。
 
 
 
それにしてもだよ、海梨さん、ティアクライスどうすんの。
公開録音(ゲームショウで録音したらしいですよ、ラジオ)とか聴きたかったなぁ、と思いつつ
でもなぁ、幻水っぽくないしなぁ、とも思う。(それはティアクライスの話)
 
 
あぁ、ラジオにも出てきましたが
ティアクライスってのは12宮のことらしいですね。星座の。
んでもって、なんか主人公だけ、確かな記憶を持ち続ける・・・みたいな。
 
 
・・・?何か変じゃねぇか?
 
 
しかもプレイヤー1人~ってなってんですよね。
ほら、通信して、とかいってるし・・・
1人でやり込めるゲームが好きなのにぃ・・・
 
 
100万世界っていうのはさぁ
4でも出てきたけど、幻水世界のパラレルワールドのことでしょう??
霧の船の船長は、それを自由に行き来してて・・・
ってことは! 霧の船の船長が原因かっ!!!!
 
 
 
ラジオでは、携帯(DSのこと)端末がそれぞれにあるもので
たくさんのユーザーの中にそれぞれの幻水の世界が在るから
それを100万世界って呼ぶ、みたいな説明がなされていたけれど
 
 
真の紋章はあの世界から消えちゃいけない存在じゃなかったの?
じゃなきゃ船の中でレックナート様が出てきた意味がわかんない。
 
 
もしもパラレルワールドにも真の紋章があるんだとしたら
27の真の紋章以外の紋章がパラレルワールドにある、ってことか?
だって創生物語、って、一応1,2,3,4,5通して使われてきた通則だから
始まりの紋章が今現在ユーザーが知っている(持っている)ゲームにあるんだから
まさか次元まで飛び越して散らばった、なんて云わないよね?
それじゃ、あまりにも一つの世界に真の紋章が揃いすぎてるのだもの。
始まりの紋章、ソウルイーター、罰の紋章、太陽の紋章
門の紋章、覇王の紋章、円の紋章、夜の紋章、月の紋章、竜の紋章
真の風、火、水、雷、土の紋章・・・辺りが既出?
・・・半分くらい、もう出揃ってるけど。同じ世界で。
 
 
しかも、だ。
真の紋章継承者は灰色の未来を見る。(五行だけ?)
 
 
 
うーん、何か、微妙。
続々と新情報が出ているけれど5のときみたいに
ひゃっほぃ!気分になれない。
 
 
 
うむ。DSだからかなぁ・・・?
 
 
ナンバリングなしの外伝なら
108星集めがメインじゃなくして欲しいし。
むむむ。真の紋章が絡むと、ちょっとしんどいよ、外伝だと。
だって外伝はあくまで外伝な訳で、お楽しみ要素であって
本編とは関わりのないものであってほしいもの。
(おまけ要素はあってもね)
 
 
個人的には5のラストを補完して欲しかったなぁ、なんて。
・・・?それは小説とかでやるからいいのか?
結局王子はどうやってリオンを助けたのかいまいち腑に落ちてないんですが。
黄昏と黎明の力?それとも太陽宿したの??って感じに。
 
 
 
うーん、謎。
 
 
 
 
純粋に新作は嬉しいんだけれど
ナンバリングされてないので、不安なのです。
 
 
 
 
 



 
 
 
 
 
 白く煙る緑。
 視界は全て霧と緑の白緑色。
 まるで異世界にいるような、そんな感覚さえ憶える白い緑色の中で
 少年は地図を広げて唸っていた。

「あれ、ここの道、こういったはずなのに・・・」
 
 日に焼けて茶色く変色したその紙に描かれた詳細地図を片手に辺りを見渡す。
 だが、見えるのは白く煙る緑だけ。
 道らしきものを辿ってきたものの、こう同じ景色が続いては方向感覚が狂わされる。
 磁場の所為か、コンパスさえ狂っているこの状況下、自分の頭だけが頼りだというのに
 少年は深く深くため息をつくと、その場に座り込んだ。
 肝心要な自分自身の判断さえ、迷う自分にまた一度ため息をつく。
 
「なんでかなぁ・・・」
 
 少年は頭を抱える。
 それでも大きく息を吸い込むと、それらを全て吐き出した。
 何回かそれを繰り返すと、よし、と握り拳を作る。
 
「なんじゃ、小僧。迷おたのかえ」
 
 ころり、と笑う声が聴こえたかと思うと、白髪の少女が姿を現した。
 
「始祖様!今までどこに行ってたんですかっ!」
 
 少年のどこか咎めるような言もそ知らぬ表情でかわすと
 少女はふむ、と地図を覗き込んだ。
 
「どうやらここは結界の中のようじゃの」
「結界・・・?」
 
 またなんで、と云う表情をした少年に、少女は地図のある一点を
 その白く細く滑らかな指で指し示した。
 
「エルフの村じゃ」
「あぁ、エルフの村が・・・」
 
 そこで少年も合点がいったというような表情をする。
 昔エルフの青年と旅をしたことがあった。
 そのときに、エルフの集落の周りには結界が張ってあることを教えてもらっていた。
 結界の中では、行けども行けども同じ場所をぐるぐる回っているだけだとも教えられた。
 つまり、だ。
 
「僕たち、迷ったんですね・・・」
「おんしはそういうことじゃの」
 
 ころころと嬉しそうに笑う少女を見て、少年は悟った。
 この少女はこの森の抜け方を知っているのだということを。
 
 少年は改めてエルフの青年が話してくれた集落周辺のことを思い出す。
 周りの普通の人間にとってそれは『迷いの森』やら『惑わしの森』と呼ばれていること。
 そして、その森は大体今まさに少年が見ているように、深い霧がかかっていること。
 最後に、自分が発した問いに人差し指を口の前に当てて
 悪戯めいた表情で彼が云った言葉を思い出した。
 
 
『間違って結界の中に入ってしまったら・・・?』
 
 自分の発した問いの後の、青年の不思議そうな表情がが瞼の裏に鮮明に浮かぶ。
 
『紫色を探してみて』
 
 明らかに亜人種だとわかるそのとがった耳。
 そして体力はそんなにはなかったけれど確かな弓使いと魔力。
 そして彼は確かこう云ったはずだ。
 
 
『紫色を見つけたら右、それ以外は道成りだよ』
 
 そこまで思い出して少年は立ち上がる。
 とにかく道成りに進み、分岐点で改めて注意深く辺りを観察した。
 そして見つけた、紫色の花。
 クローバーに囲まれたシロツメクサと色違いのその花は、紫色をしていた。
 そして少年は、人間よりももっともっと寿命の長い種族の青年の言葉通り、そこを右に曲がる。
 
 それを何度か繰り返している内に、やっと視界が開けた。
 明るい、というよりも眩しい光に目を右手で庇いながら、開けた視界にほっと胸をなでおろす。
 
 他の人間には内緒だよ、と笑った彼に感謝しながら、少年は固く強張っていた身体をほぐす。
 
 
「少しは知恵をつけたようじゃの」
「始祖様はご存知だったんでしょう・・・?」
 
 少年の行動を黙って見守っていた少女が、やっと口を開いた。
 自分の記憶と知識を試していたのか、何も云わなかった彼女に何か文句の一つも言いたかったが
 彼女の次の一言で黙るほかなかった。
 
 
「ひとりでも解決できるようにならんと、わらわと離れたときに心配じゃしのぉ」
 
 
 誰が、誰を、などいう必要などない。
 少年が自立できるようにと、旅慣れた少女は少年の力を試していたのだ。
 旅を一緒にすることになった仲間からの情報は貴重な知識。
 それをただ会話を楽しむだけでなく、実用しなければ、それはただの雑学。
 全てを自分の知識として吸収することが大事だ、と暗に云っている少女に
 少年は、素直じゃないなぁと改めて苦笑した。
 
 
「ありがとうございます、始祖様」
「何のことかの?」
 
 礼を云った少年に、とぼけた表情をする少女。
 
「いいえ、良いんです」
 
 いつまでも自分の心配をさせてはいけない、と
 もっと自分がしっかりしなければ、と
 少年は改めて決意した。
 
 
 
 
 
 
 
 
==============================
 
少年と始祖様の旅。
また花の名前がきちんと出てきませんでした。
こんなのでよければ。
 
 
 
お題:『ムラサキツメクサ』『迷う』『白緑色』
お題提供:たんぽぽ様
 
 
 
 
 
 

理想像

2008年9月9日 ポエム
 
 
 
 
笑っていたい。
相手の緊張をほぐすような
相手が自然と笑えるような
そんなオーラをまといたい。
 
 
「稚維ちゃんといると癒される」
 
『稚維ちゃんってほわほわ~としてるよね』
 
 
昔々に云われた言葉。
当の本人は結構もやもやっと悩んでたりしたんだけれど
相手にそれを感じさせていなかった自分は偉かったかしら。
 
 
どんなにつらいときでも
相手に心配かけさせずに
何にも云わなくてもそのひとにとって
安心できる場所になりたい
 
 
でもそれって
自分の気持ちはどこにあるんだろう
自分の気持ちは一体どこに・・・
 
 
 
自分も相手も安らげるひとになりたい
あぁ、大丈夫なんだ、って思えるひとになりたい
 
 
 
それには
自分には自己肯定間が欠落しているから
それを埋めていかなければならないんじゃないかしら
 
 
 
相手を認める
自分を認める
ありのままの姿を
 
 
難しい
 
 
けれど
安心できる居場所が欲しいのは
自分自身だから
 
 
ないなら 自分で作るしかないよね
 
 
 
自己肯定感のない自分の居場所
 
 
 
 
 
 
 

旅の一行

2008年9月8日 ネタ帳
 
 
 
 
 酷い有様だ。
 心の中でそう呟いて辺りを見渡す。
 穢れた土地には何も生えては来ないというが、これはあんまりだろう。
 先の戦禍のあとが生々しく残るこの地に、仲間たちも目を伏せている。

「ねぇ、やっぱり・・・」
 
 そんな声が後ろから聴こえてきた。
 ふと後ろを振り返ると、女性同士仲がいいのか、それでも異種族で時々諍いのある2人が
 地面に視線を落としたまま話し合っていた。
 
「なぜこんなことになったの」
「皆この国の民なのでしょう?」
「酷すぎる」
「反乱が在ったとも聴かなかったし」
「やっぱり、あの方が治めてくれなければ・・・」
「私たち、一体どうなっていたのかしら」
 
 この国出身である2人は、今でこそ自分の旅の一行に加わってはいるが
 その前までは、この国を護るために尽力してきた人たちだ。
 戦を知っている、生の体験として知っている彼女たちは、自分たちの中でも知識が豊富だ。
 彼女達の役割は語部。先の戦争を、その被害を風化させないために語り継いでいく者。
 ふとした場面で彼女たちの会話は、訪れた町の人々の心に染み渡る。
 
 経験者だから語れる言葉。
 
 先の戦争から、もう大分経つというのに、この場所は未だ穢れたまま。
 草一本生えていない枯れたその場所に、目頭が熱くなる。
 この場所にも、ここで生き、ここで暮らし、ここで笑い、ここで育った人たちがいた。
 それを奪った、戦争が、にくい。
 故郷を奪われた哀しみは、自分にもよく理解できるから。
 
 
「それでも」
 
 視線を前に戻した彼女たちはまっすぐと村があった場所をみつめる。
 それに倣って自分も前を見た。
 
「憎む相手に報復してもまた憎しみが生まれるだけ」
「憎むべきはひとじゃない。戦争から何も学ばない自分自身の心」
 
 
 彼女たちの言葉が、すぅっと胸の中に入ってくる。
 ひとりひとりが、戦争から学べば、相手を思いやる心を持っていれば
 誰も哀しむことのない世界が訪れるだろうか。
 
 
 ただ祈ろう。今は亡き、村人のため。そして亡き国民のため。
 
 
 
 
 
 
 
 
さすがに疲れてきたのは
意味もなく必要とされたいと願うこと
何でこんなにも僕は
褒められたいと思ってしまうのだろう
 
 
 
いつからだろう
「いい子」になりたくて
「いい子」になろうとして
大人ウケのいい人間に
先生ウケのいい生徒に
なろうとして自分を抑圧してきたのは
 
 
子どもは快・不快で生きているから
褒められることは僕にとって「快」であって
怒られることは僕にとって「不快」であって
だから僕は褒められたくて
 
 
でもお母さんは僕らを
褒めて育てた
と云っている
 
 
じゃぁなんであの頃の僕は
今の僕は
こんなにも褒められたくて仕方がないのだろう
 
 
 
哀しすぎる程思い出せない
苦しすぎる程思い出せない
 
 
どうして・・・?
 
 
 
 
 
 
 
落ち込んでいても始まらない
自分から動かなければ何も変わらない
 
 
そんなの理解ってるよ
痛いくらいに理解ってるよ
云われなくても この胸に充分すぎるほど
 
 
暗闇の中膝を抱えている
そんな僕には足枷がついてる
まだ這い上がる元気が残ってるって想っていたのは
一体何日前のことだったっけ
 
 
光の射さないこの場所は
全ての生物が生息することが不可能で
きっと僕もこのままこの場所で
命尽きるのを待つばかりなのだろう
 
 
壁さえ見えない
どこが端なのかも解らない
真っ暗でどす黒くて黒いもやのかかった空間
見えないのだからそれすらも怪しいけれど
この息苦しさからその湿度の高さを思い知る
 
 
手探りでこの辺りを歩き回ったのはいつだったか
足枷が重たくて動けなくなったのはいつだったか
それでも光が見たくて最後に手を伸ばしたのはいつだったか
 
 
いつの間にかこの場に座り放心状態
そして延々と続くこの闇の中で自分の膝を抱え
蹲ったのは一体どのくらい前のことだろう
 
 
 
周りの目が気になって 周りの言葉に傷ついて
いつの間にかこんな場所に来てしまったけれど
1人になりたかった訳じゃない 孤独になりたかった訳じゃない
1人になるのは平気でも 孤独に慣れることはできないよ
 
 
最後に涙を流したのはいつだっただろう
それが無意味だと悟ったのはいつだっただろう
こんな 誰も入れないこの場所で
外に感情を出すという行為自体が無意味なこの場所で
涙を流すという行為がどれだけ滑稽なことか
 
 
 
役立たずで 何をしているか解らない自分を
理解してもらえないのは仕方がないことで
他人に会うこと自体がリハビリだといっても信じてもらえないのも道理で
結局この場所に帰ってきてしまう
 
 
出口のない この暗闇の中
 
 
 
 
 
 
 

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